議会改革等推進会議がありました。協議の大きな柱は二つ。市民への情報発信と議会基本条例の検討です。
「議会だより」と「議会ホームページ」に、議案への賛否公表、出席状況の掲載、「議会だより」の質問・答弁に表記されていない質問者の名前をどうするのか。私たち市民ネットは詳しく掲載するのがいいという判断ですが、ホームページはともかく、「議会だより」では紙面スペースとの関係でどうするのかという具体的な話から、「市議会だより」とは、「議員」とは何ぞやともと根本の話まで意見が出され、論点を会派に持ち帰ります。なんにせよ、市民目線での議論が必要です。
本会議、委員会傍聴者への資料配布や貸与についても議論となりました。現状では、委員会に傍聴にきても、手元に資料がないので、質疑が分かりにくいのが実情です。全体として、なんらかの便宜を図ろうという方向性ではありますが、まったく傍聴者がいないときにまで、膨大な場合もある資料を10部用意するのかなど、具体的な検討が必要です。岡山市が持っている情報は市民みんなの情報だと思います。
議会基本条例では、議員間討議や質疑応答のあり方などについてです。
後者については、現在の一括質疑一括答弁方式、分割方式、一問一答制の3つの方式が考えられます。一括質疑一括答弁方式は、私たち議員にとっても分かりづらく、聴いている市民の方ではなおさらです。現状を鑑みると移行できるのかという意見もありましたが、スッキリ、くっきりと分かりやすい質疑になるよう進めるべきだと思います。
次回は、上記のことに加えて、市民との関係(議会報告会、公聴会・参考人制度、情報公開など)が議論されます。10月14日(金)午前9時。傍聴できます。
ペーパレスを試行しようとipadが貸し出しとなりました。次回からはこれを使っての会議となりますが、今でも、パソコン画面で考えることが苦手なので、はたしてどうでしょう。それでも、薄くて軽量でITはどんどん進化しますね。