岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

2月9日 異なる母国語をもつ子どもへの言語教育 ~日本カトリック難民移住移動者委員会全国研修会 in 岡山~

2012-02-09 | おにき日記





 とてもシンプルなデコレーション・ケーキです。お味はとても美味しかったです。
 模様は、「日本カトリック難民移住移動者委員会」のロゴ。3つの「水玉」は、それぞれ難民・移住者・移動者を、また船は「教会」。共に生きることを表しているそうです。

 昨日から3日間の日程で、岡山カトリック教会で上記委員会の2011年度全国研修会が行なわれています。テーマは、「いのちを守ろう。女性と子どもによりそって」。DV、ダブルの子どもたちのことなどが討議されました。
 足立区にある梅田教会から神父をはじめ多くの参加がありましたが、ここは400人のフィリピン人によるミサが毎週行なわれているということ。このようにたくさんの外国人信徒が集うということもあり、カトリック教会は、ともに生きるための智恵を寄せ、研修を積み重ねておられます。この委員会は全国で活動を展開しているので、これまでもいろんな学びやつながりをいただいてきました。

 今回、私は、「子ども」ということに焦点を絞って参加……するつもりでしたが、どんどん、相談や問い合せが入り、思うようには学ぶことができませんでした。でも、交流会には参加ができ、「言語」の大切さについて、じっくり聞くことができました。
 まず、とくに「母語・継承語」の大切さ、育む必要性について。子どもが親と日本に来たとき、子どもは日本語を覚えるのは早いけど、母語をきちんと学び育んでおかないと、アイデンティティの確立や「考える」ということができにくい=生き辛くなるということです。
 また、第二言語である日本語教育についても、単に日本語の会話ができるようになったにとどめず、体系的な日本語指導の支援システムが必要ということ。目黒区や鈴鹿市教育委員会は早稲田大学大学院日本語教育研究科と協定を結び、日本語教育の専門家を教育委員会におき、学校現場と大学をむすんで支援システムをつくっているということ。岡山でもこんなシステムがあるといいのですが。また、詳しく、検討してみたいと思います。





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