今日から明日にかけて一日遅れで、〈市民ネット〉の視察に出ています。今日は水俣市と北九州市。テーマは環境です。いろいろと教えていたただきましたが、現地視察は、水俣ではエコハウス、北九州では太陽光発電賃貸マンションに行きました。
写真は、水俣のエコハウス・モデル住宅前で。地元の建材で、地元の職人で、地元の自然と人々に合う環境に負荷の少ない、昔の知恵から学ぶ日本の家の暮らし。モデル住宅に見にきてもらって、家づくりのヒントにと。そして、家を建てるとき、地元木材を使い、エコな仕様を取り入れたら、補助金がつくということ。エコな仕様とは、夏の日射しを遮るのに有効な軒の出、調湿に効果のある「三和土（たたき）」の土間etc。あちこちにエコ仕様が施されています。
水俣病の経験を通して自然とともに生きることに力をいれて取り組んでおられ、水俣市は今年の3月に「日本の環境首都」の称号を獲得。エコハウス、風が気持ちよい家。また訪れ、学びたい水俣です。
北九州市のマンションの屋上です。太陽光パネルがぎっしり。今くらいの冷たい空気でしっかり太陽光を浴びるのが、いい効率なんだそうです。パネルはメンテナンスが楽とも。芝浦グループホールディングスという民間会社の取り組みです。
屋上の太陽光パネルで、共用部分だけでなく全世帯に電気が供給される仕組みです。電気が余ったときには、電力会社に売って家計をサポートということ。利用者の声を聴いてみたかったですね。
分譲マンションも持っておられますが、「エネルギー供給構造高度化法」による電力買取制度導入をにんらんで、メガソーラー発電にも着手するとのこと。来年7月までに福岡県を中心に10カ所建設予定とのこと。これからも、様々な取り組みを見ていきたいと思います。
住まいは大切。私は風通しのいい漆喰仕様の家に暮らしています。いろんな工夫を考えてみたりしますが…、まず、もう少し、家にいる時間を作りたいなぁ。
