岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

6月25日 個人質問4日目でした & 私の個人質問/防災について(まとめ)

2019-06-25 | インポート



 個人質問4日目です。
 共産党が、西日本豪雨災害で、敷地の擁壁が崩れて立ち入り禁止になっているのに、建物被害がないので「公費解体」の対象にならないのはおかしいとずっと取り上げてきたことに、市長が「公費解体」とすると答弁をしました。今月末が公費解体の申請の期限でしたのでギリギリです。岡山市だけでなく国にも直接働きかけられていました。粘り強く取り組むことは大切です。
 個人質問が終わってからは、市民ネットで6月議会の議案や陳情の審議をしました。3人でもいろんなところから考えることができて、ありがたいです。
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 私の6月議会個人質問について、少しずつまとめてみたいと思います。
1.防災~西日本豪雨災害をうけて~
*避難勧告等に関するガイドライン
 昨年7月の西日本豪雨災害をうけて、6月14日から「避難勧告等に関するガイドライン(内閣府)」が改定され、災害のときに、住民が必要な行動を直感的に理解できるよう、避難情報等を5段階の警戒レベルで知らせることになりました。例えば、「警戒レベル4になったら全員避難」です。
 ある地域の町内会長の方が、いくら避難を呼びかけても、「うちの家は大丈夫」となかなか避難行動に結びつかない。高齢者ほど避難をしようとしないが、この警戒レベルはとてもわかりやすいので、ポスターやチラシで大いに宣伝をしてほしいということでした。
 岡山市としては、すでに広報をスタートしているが、公共施設・民間施設に可能な範囲にお願いをして、ポスター掲示やチラシ配布をするとともに、メディアを通じての発信や出前講座もしたいとのことです。
 この「4」という表現は、漢字が読めない、その意味がわからない、子どもや外国人等にも有効です。外国人の方には国際課と連携して積極的に広報をしていただきたいです。
*防災教育教材「避難行動訓練EVAG(イーバッグ)」の活用
 私が実際にふれたワークショップで、雨量が増えるなか時間ごとに避難をするのかどうかが迫られ、昨年の西日本豪雨災害を彷彿とさせるものでした。ロールプレイやシミュレーションを通して、課題に気づき、参加者同士でその解決法を考えます。全国の自治体でも導入しているところがあり、岡山市のWSで避難所運営のHUGを体験したことはあったのですが、昨年の夏に多くのことが課題となった避難時のWSでしたので、取り入れてほしいとの質問です。ワークショップの主催者や参加者で、岡山市でも取り組んでほしいねという話にもなったからです。まず、危機管理課の職員の方に体験をしていただいて、自主防災組織の活動に役立ててほしいです。
*行政・NPO・ボランティア等の三者連携
 「岡山市(行政)」と「岡山市社会福祉協議会(災害時にボランティアセンターを立ち上げる)」と「ESD市民協働推進センター(いろんなNPOに登録してもらいまとめる)」が、平時には顔の見える関係づくりをし、災害時には迅速に情報共有をし被災者支援を行うネットワーク構築を進めていくとのことです。7月4日に第1回会合とのこと。昨年の豪雨災害直後からその必要性を感じて、質問にもとりあげてきましたので、よかったと思いました。
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 政府は5月31日に「防災基本計画」の修正を行いました。それは岡山市が現在見直している地域防災計画に反映されるべきものですが、取り上げた3つの根っこは、「防災基本計画」に盛り込まれていたものです。
 大雨の季節を前に、地域を歩いていたら「防災」の話になります。それぞれの役割を明確にして、災害にしなやかに対応できる岡山市をつくっていきましょう。
 
 


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