環境自治体会議たじみ会議の最終日です。分科会の報告と開催アピール、そして次回開催地の福岡県筑紫市・大川市・大木町(2市1町)へのバトンタッチです。この環境自治体会議へは初めて参加したのですが、9つある分科会報告を聞きながら、だんだん元気が蓄えられていくようで、感動しました。それぞれの現場で実践されている内容と想いがぐっと詰まったものだったからに他なりません。今回の学びが、私も含めて全国で生かされていくことでしょう。
政策のあらゆる分野に環境への配慮を取り入れることをめざす自治体のことを「環境自治体」とし、情報交換や相互交流、研究・実践活動を進める場として創られたネットワーク組織が「環境自治体会議」ということです。57市町村と個人会員による構成です(岡山は残念ながら入っていません)。全国には1800の自治体があるわけですから、多い数とはいえませんが、それでも、リーダーシップのある首長を含めて熱心な職員の皆さんが一堂に介し、何よりも市民の皆さんの参加が活気のあるものにしていました。
多治見での開催ということで、多治見市職員と市民ボランティアの皆さんががんばっておられ、まさに手作り、心のこもった会議でした。多治見市の環境課は女性職員が多いのですね。どんどん登壇されて司会・報告、こちらも何より。次回も絶対に参加!
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さて、多治見の名物がウナギってご存知ですか? 私はちっとも知りませんでした。多治見は美濃焼の一大生産地です。窯で寝ずの番をしたり重い陶器を運搬したりと、焼き物は重労働。そんな職人たちがスタミナをつけるために好んで食べたのが、多治見の土岐川に泳ぐウナギだったそうです。で、いつしか焼き物の町でウナギが名物となったのだと。
帰途で駅への道に迷い、香ばしい匂いにひかれてお店に入ってしまいました。備長炭焼のお店。少し甘めのタレが多治見の特徴です。