個人質問では、西川緑道公園の再整備についても取り上げました。今年はヘイケボタルだけでなく、ゲンジボタルも観ることができたそうですが、きれいな水がある環境だからこそ。
緑化フェアが終わり、あくら通りから旧2号線までのⅡ期工区分の再整備が始まります。30年にもわたって育んできた自然環境なわけですから、Ⅰ期工事のときと同じように、手を入れるのは必要最小限にと。そして、高木の取り扱い、岡山らしい郷土種、ホタル保護の手だての確認を行ないました。今回とくに「ホタル沢」があるので、現在のビオトープ的な構造・環境をぜひ生かし、庁内では環境保全課、そしてホタルに詳しい専門家を入れて討議をしてほしいと。ここは、準絶滅危惧種であるグンバイトンボの生息地でもあります。
私はこの一年、ときどきこの西川を歩いて来ました。西川緑道公園はもちろん、下流方面、上流方面にも歩き、川とともにある自然と歴史に触れてきました。野鳥は渡り鳥も含めて50種類以上いるそうで、魚は、岡山県環境保全事業団が大供三俣用水路で行なっている「お魚調査隊 in 西川緑道公園」によれば、昨年は23種類、今年は22種類確認できたそうです。多くの生き物が暮らしていることを認識していてほしいです。
まちなかにホタルがいる暮らし。答弁では肯定的にとらえていただいています。私有地では将来的にどうなるかわかりませんが、市の公園なら安心です。絶滅するのではないかと思われていたところ、せっかく戻ってきてくれたホタル。大切に育んでいきたいですね。