岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

10月20日 「『災害弱者』と防災活動」~障がい者支援の難しさを伝える肉声に心ふるえます~。智恵を寄せ合いましょう。 & 『瀬戸内海は今』出版記念会

2013-10-20 | おにき日記







 地域のお祭り準備の縄をなうことから今日はスタート。私は残念ながらできないので、毎年、縄からハネるのをハサミで切っています。なんとか縄をなえるようになりたいものです。
 今日も目一杯の一日。写真は、「有機生活マーケットいち」での大ファン“ぜろどーなつ”と「倉敷国際ふれあい広場」での“マレーシア料理コーナー”。マレーシア人友人ががんばっていました。





 そして今日も心振るえる場に居合わせました。倉敷健康福祉プラザであった「『災害弱者』と防災活動~そのときのために、私たちは何ができるか~」です。主催は“NPO法人陣屋”です。
 講演講師は自然災害の被災障害者を支援しつづけている“NPO法人ゆめ風基金”の永村実子さん(写真)です。座談会と参加者とのフリーディスカッションでは、「災害弱者」と言われる皆さん、視覚障がいの方、精神的な生きづらさを抱えている人、重度障がい者、また重い病気の方などから、率直な想いが出されました。
 「とても避難所までは行けないし、避難所での生活(トイレなど)ができないから、町内会の人には、私達は家に いますと伝えるしかない」、「本当は周りの方に、“災害のときには来てあげるよ”と声をかけてほしいけど、(障がい者ゆえに)ツライ、イタイ想いをしているから自分からはよう出ていけない。声をかけてあげてほしい」、「酸素が大量に必要で、停電すると困る。避難所では無理。では…」…。障がい者支援の難しさが肉声で出されていきます。正直なところ、岡山市行政の対応はこれからです。
 日常の課題が、災害のときにウワーとあふれでる。通っている作業所での体制作りなどできるところからしていこう。ほんとうは、地域にふだんから気軽に行くことができる場があって、そこが避難所的な役割ができたらいいねと。私の周りにも支援を諦めている方がいて、なんとも辛いです。智恵を寄せ合っていきたいです。



 夜には、「『瀬戸内海はいま』出版記念懇親パーティー」がありました。制作元の環瀬戸内海会議事務局長さんの松本宣崇さんへの祝賀です。私たちの瀬戸内海の豊かさの謎をひもとき、豊かな環境をよみがえらせ、未来に引き継がれることを願って刊行されたものです(500円)。とても分かりやすいパンフレットです。ご購入を希望される場合は、字の色が変わっているところをクリックしていください。

 他にもいろいろありの日曜日。本当は、原稿書きと勉強のため、短い「引きこもり」が必要です。でも、秋の土・日はこんな日々が続きます。



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