岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

5月9日-2 レポート② 重蔵神社、珈琲店〝Hoshi boshi〟@輪島市。 復興への速度が遅いという声が、心に積もっていきます。

2024-05-09 | おにき日記
 
 
 
 
 
 5.9、共生地域創造財団の豊田さんが連れて行ってくださったのは、重蔵神社@輪島市です。レポート②。
 豊田さんたちはここで、毎週土曜日に支援物資配布やカフェ「あったかfe」をされています。居場所はこれからますます大切になると思います。豊田さんの温かさに出会うと元気が出ますね♡。
 重蔵神社の鳥居の上部分はなく、横の方に石積みされていました。建物はかなり崩れていましたが、境内を広く開放されて、地域支援へのベースになっていました。
 豊田さんが紹介してくださったのが、重蔵神社の禰宜、能門(のと)亜由子さんです。お会いできて、よかったー❣️
 ご自身も被災に遭いながら、妹さんと、地震翌日から一日も休まずに地域の皆さんに炊き出しを続けてられました。
 野菜をふんだんに使った「温かい食事」はどんなにありがたかったことでしょう。
 炊き出しは3ヶ月で区切りとされたようですが、伺った日には、栃木県の中華料理店が、肉まん、焼売、唐揚げなどの炊き出しに来られていて、長い列ができていました。
 右上の境内の写真にあるのが、今回、あちこちで見た「インスタントハウス」。人が寝泊まりできる頑丈で断熱性に優れた〝おうち〟とのことで、被災をされた方を中心に利用されているそうです。
 家の片付けのボランティアが足りていないとのことでした。宗教施設はコミュニティの拠り所であることもあり、皆さんと顔の見えるつながりのなかで、真っ直ぐに前を見て、しなやかにがんばっておられるご様子にとても感銘を受けました。
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 お店がほとんど空いていないなかで、3月の終わりから店を開けた珈琲店〝Hoshi boshi〟にお寄りしました。右の真ん中の写真。温かさで満ちたお店でした。
 かわいいコップですねと伝えると、器が割れてしまって、新しいものを用意したんです。と。
 後方の家屋がペチャンコです😓
 無農薬の生豆を手廻し焙煎機で少量ずつ丁寧にやさしく楽しく自家焙煎をされています。私はコーヒーは一滴も飲まないのですが、夫へのプレゼント☕️に豆を買いました。
 きっと美味しいに違いないです♡。
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 復興への速度が遅いという声が、心に積もっていきます。
 
◎ 産経新聞 「「温かい食事」命の炊き出しは新たな出発 今後は配達方式に 能登半島地震3カ月」(2024.4.1)
 
◎ 珈琲店〝Hoshi boshi〟 HP
 
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5月9日-1 能登に来ています。レポート①

2024-05-09 | おにき日記
 
 
 
 
 5.9〜10、能登に来ています。共生地域創造財団の豊田佳菜枝さんにお世話になっています。レポート①。
 岡山で、ホームレス支援でご一緒していた豊田さんが、震災直後から支援に入られていると聞いたので、時間を見つけて来たいと考えていました。
 5.9は輪島に。幹線道路は通行できるようになったとはいえ、まだまだ復興中で、道中も、輪島市も、崩れた家はそのままでした。
 火災で焼失した輪島朝市も4ヶ月経っても、そのまま。焼け残った木が1本、空にそびえていました。
 輪島市で復興に向けてがんばっておられる幾人かの地元方とお話をしました。
 まだ水が来ていない家もあるが、水道が来ていても、浄化槽や給湯器が壊れているとトイレが使えなかったりする。
 産廃業者が万博の仕事に周り、被災瓦礫の撤去がなかなか進まないのではないか。
 仮設住宅建設に業者は周り、公的解体が進まない。
 食事は野菜が不足しがちで、野菜が食べたいなどの声を聞きました。
 ボランティアが来てほしい。
 などなど。
 共生地域創造財団は、東日本大震災のときに設立された財団です。能登半島地震にあたっても、グリーンコープや生活クラブ生協などの支援を受けて、物資支援や居場所カフェなどをしながら、支援が行き届きにくい方へのアプローチをしておられます。
 雲一つない、輪島の街なか。激励の言葉とともに鯉のぼり🎏が立っていました。
 最後は、輪島朝市があった付近です。
 私は、朝一番に、軽いギックリ腰になり、トホホ😓。何をしに来たのやらで、申し訳ない時間です。
 
◎ (公財)共生地域創造財団 HP
 
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