5.9、共生地域創造財団の豊田さんが連れて行ってくださったのは、重蔵神社@輪島市です。レポート②。
豊田さんたちはここで、毎週土曜日に支援物資配布やカフェ「あったかfe」をされています。居場所はこれからますます大切になると思います。豊田さんの温かさに出会うと元気が出ますね♡。
重蔵神社の鳥居の上部分はなく、横の方に石積みされていました。建物はかなり崩れていましたが、境内を広く開放されて、地域支援へのベースになっていました。
豊田さんが紹介してくださったのが、重蔵神社の禰宜、能門(のと)亜由子さんです。お会いできて、よかったー。
ご自身も被災に遭いながら、妹さんと、地震翌日から一日も休まずに地域の皆さんに炊き出しを続けてられました。
野菜をふんだんに使った「温かい食事」はどんなにありがたかったことでしょう。
炊き出しは3ヶ月で区切りとされたようですが、伺った日には、栃木県の中華料理店が、肉まん、焼売、唐揚げなどの炊き出しに来られていて、長い列ができていました。
炊き出しは3ヶ月で区切りとされたようですが、伺った日には、栃木県の中華料理店が、肉まん、焼売、唐揚げなどの炊き出しに来られていて、長い列ができていました。
右上の境内の写真にあるのが、今回、あちこちで見た「インスタントハウス」。人が寝泊まりできる頑丈で断熱性に優れた〝おうち〟とのことで、被災をされた方を中心に利用されているそうです。
家の片付けのボランティアが足りていないとのことでした。宗教施設はコミュニティの拠り所であることもあり、皆さんと顔の見えるつながりのなかで、真っ直ぐに前を見て、しなやかにがんばっておられるご様子にとても感銘を受けました。
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お店がほとんど空いていないなかで、3月の終わりから店を開けた珈琲店〝Hoshi boshi〟にお寄りしました。右の真ん中の写真。温かさで満ちたお店でした。
お店がほとんど空いていないなかで、3月の終わりから店を開けた珈琲店〝Hoshi boshi〟にお寄りしました。右の真ん中の写真。温かさで満ちたお店でした。
かわいいコップですねと伝えると、器が割れてしまって、新しいものを用意したんです。と。
後方の家屋がペチャンコです。
無農薬の生豆を手廻し焙煎機で少量ずつ丁寧にやさしく楽しく自家焙煎をされています。私はコーヒーは一滴も飲まないのですが、夫へのプレゼントに豆を買いました。
きっと美味しいに違いないです♡。
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復興への速度が遅いという声が、心に積もっていきます。
◎ 産経新聞 「「温かい食事」命の炊き出しは新たな出発 今後は配達方式に 能登半島地震3カ月」(2024.4.1)
◎ 重蔵神社 Instagram
◎ 珈琲店〝Hoshi boshi〟 HP