御津虎倉に西日本アチューマットクリーン社が建設している産業廃棄物最終処分場を遠くから眺めました。
クローズド方式による管理型最終処分場です。本当に大きな施設ですね。
クローズドというのは、汚染水を施設外に放流しないということ。埋立地には、底面や側面に二重の遮水シートを敷設し、浸出水は処理後に焼却炉の冷却水として再利用され蒸発するという計画です。
浸出水調整池は、この写真では見えない下の方にあり、その水を右上の焼却炉まであげて、冷却水に使うということのようです。
本当に、これから長きにわたって、汚染水は外に出ないのか。一度でも出ると、豊かな自然、地域の皆さんの暮らし、そして私たちの水道水が汚染され、取り返しのつかないことになります。
近年、気候変動が大きく、なおさら、大丈夫だろうかと心配です。
計画が持ち上がったのは2000年。その他のことにも不安があり、地元では20年間、粘り強い反対の活動が行われてきました。
20年間は本当に長い。敬意ばかりです。大きな既成事実を前に、今も、闘いは続いています。
岡山市を相手にする行政訴訟裁判の次回公判は、9月14日(水)10時30分からです。傍聴に行きたいですが、私は本会議で参加できません。10時から裁判所周辺の行進があります。傍聴にと。