今日から3日間、総務委員会の視察です。初日は札幌市です。
内容は、ICTを活用した消防と医療の連携と、昨年の北海道胆振東部地震への対応についてです。
消防のICT化では、救急車に導入されたタブレットを使って説明をしてくださいました。
岡山市でも昨年度からタブレットを導入し、現場滞在時間が短縮されています。外国人の方にはアプリ使用とともに、通訳を介在させる仕組みも持っています。札幌市では、心電図波形の画像を病院に伝送していました。人命救助にむけて、常に環境を整えていく努力が必要です。
札幌市は救急救命士が多く、救命率が高いそうです。また、女性の消防団員割合が3割とのことで、驚くとともに、その働きが嬉しいです。
胆振東部地震では、地震そのものの大きさもさることながら、その後に起きた北海道全域の停電、“ブラックアウト”が大きな問題となり、全避難所を開設したそうです。
電気がとまると情報伝達ができなくなる。医療・福祉施設では、小型の自家発電機があっても72時間までは対応できない施設がある。時期が9月だったが、これが冬だったら対応できていたのか。など、課題が浮き彫りになったそうです。
地震後、市費で、避難所に自家発電機の設置や、発電機の購入補助などの予算化をしたそうです。帰宅困難者対応、各種マニュアルの見直し、建設機械器具の支援協定等も整理されました。参考にしていきたいです。
終了後、日本共産党札幌市議団の控室に、竹永さんとお邪魔しました。いらっしゃった議員の方とパチリ。この春、躍進して10人になったそうです。8人が女性とのことです。
札幌は岡山より10度は低かったようですが、寒さ対策バッチリで来ました。でも、市役所1階にあるオシャレなカフェで暖かいミルクをいただきました。かわいい。
