大塚愛さんと建部学校給食センターに視察に行きました。よりよい職場環境をとの思いからです。給食の調理室に入るのは初めてです。
徹底的に衛生管理に配慮しておられます。建部のセンターでは、建部産の野菜、こんにゃく・大豆製品もできるだけ使っておられました。
今日のメニューはキーマカレーと枝豆のサラダでした。大きな鍋で作るとよりおいしいですよね。
* * * * *
岡山大学附属中学校で、はじめて「心の病気を学ぶことが授業」が行われました。中学校2年生の生徒たちへ3回シリーズでの学びです。
第3回目の「当事者の方と交流しよう」に参加をしました。一緒に参加をしていた大塚愛さんが丁寧にまとめておられますのでシェアします。
自分が心の病気になったときには、自分の家族や友達がなったときにはと、自分ごととして問いかけたり、想いを伝える生徒の方が多くて嬉しかったです。
クラスごとに、どんな交流にするのか生徒の皆さんが考えられたようで、感心しきりでした。
当事者の皆さん、向き合う皆さん方。ともに時間を共有するなかで、互いに、そして私もエンパワーされていきました。この学びには、当事者の皆さんの力が必要ですね。
振り返りの時間では、取り組まれた附属中学校の先生方のアツい想いにもふれ、敬意いっぱいでした。
* 大塚愛さんのFacebook投稿をシェアします
======
附属中学校で初めて「心の病気を学ぶ授業」が行われました。
統合失調症などの精神疾患について、
2時間かけて学んだ後に、3日目は当事者の方をお迎えして、
それぞれのクラスで体験談を聞いたり、一緒にゲームを楽しんだり。
職場でのストレスなどをきっかけに、うつ病になった時のこと、
精神科に入院していた時のこと、
寝込んだ時に娘が布団の中にぬいぐるみを入れてくれたこと、
仕事を始めて、生きがいを感じるようになったこと、
なるべく出かけて、いろんな人に会えるようにしていること、
目標を高くしないこと、自分の基準を持つことが大事なこと、などなど。
中2の皆さんは、真剣に耳を傾けて、
病気の時にどうして欲しかったか、偏見をなくすために何が出来るかと尋ねたり、
病の中で頑張ってきた心の強さを感じた、と感想を言ったりしていました。
社会の中でなかなか見えてこなかった精神疾患のことを、
当事者の方から生の声を聞いて学べた時間は、
思春期の自分の心やストレスに向き合うためにも、
辛い立場の人を理解するためにも、
これからの人生でたとえ心が折れる場面に出会っても、
きっと役立つ、素晴らしい授業だったと思います。
この活動に取り組むLIFEの皆さんや学校の協力、先生方の頑張り、
そして、当事者の方たちの協力と「伝えたい」という思いがあっての授業ですが、
県でもそのエッセンスを取り入れていけたらいいなと思っています。
======