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今日は、公民館デーとなりました。
午前中は、京山公民館。岡大生&外国人と地域の皆さんとの「話す会」。テーマは「ごみ」でした。皆さんとの写真の半分は外国人です。「ごみ」というのは、けっこうセンシティブなテーマです。でも、表情から、みんなで楽しく話ができたことがわかりますよね。お互いの違いをきちんと知りあうこと、本音で思っていることが語り合えることって、大切なことです。
私はフィリピンからの人といっしょのグループでした。自分は地方の街で暮らしていたが、ゴミは自宅前のマイ・ドラム缶のなかに入れ、夕方に回収だった。生ゴミはペットの犬やネコに。残りは、養豚業者が毎日回収に来ていたとのこと。生ゴミが出ない生活はうらやましいですね。
また「ごみのなかは宝」ということで、ごみの分別はなく、ごみ捨て場で、そこから換金できるものを集めて、日々を暮らす人の糧になっているとのこと。いろいろと思うことありですが、現実の話をしてくださいました。
中国やブラジルのグループからも、それぞれの国との違いが出されました。なかに、岡山での暮らしのなかで、自分(外国人)はきちんと分別をしているのに、適正な出し方がされていないとき、自分のせいにされて悲しかったという話も出され、それを聞いた岡大生も悲しくなったそうです。
準備の過程でも、「ごみ」は、外国人にとって、日々のストレスになっていることを知りました。今日のようなとりくみで、風遠しのいい関係をつくっていきたいですね。今日をうけての集いは、15日(土)午前10時です。どうぞ、皆さま(どこにお住まいでも、今回参加されていなくてもOKです)、ご参加くださいね。
岡山市環境局からも岡山市のごみの現状や出し方についてわかりやすい説明をしてくださいました。新しい情報もあり、みんなニッコリでした。
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午後からは、東公民館です。テーマは「野生鳥獣問題を考える ~ 注目の狩猟からジビエまで ~」。議会質問では何度もしてきましたが、こうしてまとまっての話ははじめてでした。とはいえ、岡山県鳥獣害対策室の板野室長のご講演のあとの話題提供で、板野室長の積極的なとりくみ姿勢に、とても感銘を受けました。
私は、自分がイノシシにまつわって、暮らしのなかでとりくんでいることを話しました。間近にみた被害の実情、猟師の皆さんとご一緒するなかで印象に残っていること、ジビエという高級料理ではないが、生活のなかでイノシシやシカ料理を楽しんでいること、脂をハンドクリームにしていること。吉備中央町産のイノシシ皮で、KIBINOさんが、小物加工をして販売してくださっていること。などなど。
イノシシ被害は、人間の暮らし方が変わるなかで自然とのバランスが崩れてでてきたこと。人里に出はじめたイノシシは加害者ではなく、実はかわいそうな存在。イノシシ被害対策は男性が行う印象があるが(県内5000人の猟師のなかで、女性は約70人)、女性も子どもも含めてみんながイノシシのことをよく知って、イノシシときちんと棲み分けることができる地域や環境をつくっていきたい。生命をいただくことと真摯にむきあっていきたいとお伝えしました。
東公民館主催講座 「スイッチON!えこらいふ」の皆さんから質問や感想もたくさんいただき嬉しかったです。「公民館でイノシシ料理講座をしたら」というご提案もいただきましたよ。