岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

7月20日 岡山市避難者意見交換会がありました & 市場町内会の「水神祭」 & 選挙最終日

2013-07-20 | おにき日記





 「岡山市避難者意見交換会」がありました。会では、避難者さんからご自身が作ったズッキーニやいただきもののお味噌(発酵食品は放射能物質除去に有効とのこと)などが希望者にシェアされ、私のところにも1本ズッキーニがまわってきました。こんな会はいい集まりなんですよね(^^)。
 写真は、私の裏庭菜園の横にある大家さんの畑のプリンスメロンといただきもののズッキーニです。プリンスメロンは作りやすいそう。来年は挑戦をしてみたいです。

 2回目となった意見交換会ですが、今回もダイアローグ・カフェ形式で進められました。避難者の方16人、市職員10人(諸々の関係課)&プラスα。全体で30人くらいでした。第1回が好評だったので、もう少し集まるのではという岡山市サイドの期待はあったようですが、もっと多くてもいいけど、みんなで心通い合うしっくりいい感じのカフェでした。
 
 市職員の方も取材に来られたマスコミの方も、一市民としてカフェに臨まれるのがいいですね。ふだんなかなか話しにくい感じの行政の方と想いを通い合わせることができるのが、なんともファシリテーター小林さんの素晴らしさ(^^)。

 胸のうちを聞いてもらえただけでも嬉しい。
 例えば、避難生活が長くなり、さまざまな不安が解消されないなかで、家族のなかのゴタゴタもでてくる場合があります。不安のなかで大きいのが仕事。母子避難の方は、こっちに夫の仕事があれば…。家族みんなで移住をしてきた方も、こっちで仕事がなかなか見つからないというストレス。夫婦間での考え方の温度差もあります。
 そんなとき、「なんのために避難・移住をしてきたのか」と原点を思い出す。悩みはつきないけど、子どものために何がいいのかと考えると。自分一人が、自分達家族だけが、抱えていたモヤモヤではなかったんだなと、今回の集まりで、多くの方でシェアしたテーマとなりました。

 目を赤くしてそんなお話をされるのを対面で聞かれる職員の皆さん。仕事にまつわって、一歩でも解消できないかなと、きっと思っていらっしゃるはずです。

 やっぱりお話し合いのベース作りが大切なのですよね。市役所の部屋のなかの机の配置が、そもそも市民の方が声かけにくい雰囲気なんです、実際に訪問をしたけど、声をかけずに帰ってしまったのですとのお話も。机の置き方を変えるだけで、市民の皆さんが話しやすくなるのなら…と。職員の皆さん、きっと、なんらかの工夫ができないかなぁと思っていらっしゃると思います(^^)。

 あちこちのテーブルでは、もちろん、いろんなテーマでの話が行なわれていました。放射線量を計測できる医療機関の機会を増やしてほしい、私立幼稚園の授業料も免除にしてほしい、公営住宅入居の免除期間がのびてほしいという要望や、「もう安全なんだ」と気持ちにフタをして過ごす故郷の皆さんへの思いや、支援が必要な避難・移住者ということではない、新しいネットワークをつくっていきたい。「避難者意見交換会」ではなく「カフェ」などタイトルを変えてみては…というご意見も。

 個人的なことがみんなの課題となるきっかけになる場、参加された皆さんが楽になる場、行政がふんわり変わっていく場になればいいのではと、小林さんがまとめてくださいました。まさにそんな会でしたね。第3回も行なわれるということです。私も楽になりました。ご参加いただいた皆さんに感謝です。
(ちょっと文章が長くなって、すみません)

   *        *        *



 今日から夏休み。今年初の夏祭り、市場町内会の「水神祭」に参加です。津島学区には座主川(用水路)が流れていて、生活の中心だったと思います。市場では、もうずっと「水神祭」が続いてきました。市場という名前は、昔、市場があったということからとのこと。子どもたちが主役で祭りが進み、ずっと賑やかでした。
 「鬼木さん、宣伝カーの声が聞こえてきましたよ」って幾人から声をかけられました。「緑の党」よろしくお願いします。
 

 


コメント
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