いわき市災害救援ボランティアセンターを通じて、津波被害による瓦礫・土砂を撤去する現場にいきました。訪問先の昨日の放射線量が貼ってありましたが、0.20マイクロシーベルトです。久の浜といういわき市の北部の海岸沿い、原発から30キロくらいのところです。
埋まった側溝の土砂・瓦礫処理でしたが、聞いていた通り、分別作業に時間がかかります。でも、地元の方は、この辺り一帯は見る影もなかったけど、次第に整理されてきていると。この災害瓦礫は市内仮置場に移動されていますが、処分方針はまだ出ていません。
瓦礫・土砂のなかから、オモチャや茶碗のカケラなど、被災に遭われた皆さんの生活が見えてきて、辛いです。 もうすぐお盆。初盆に向けて、家をなおしながら生活している方もいらっしゃいました。
主に九州方面からの社会福祉協議会の応援だと言われてましたが、センターのボランティア受入体制がスムーズで、安全面への対応もきちんとなされていました。放射能はもちろんアスベスト防塵にこだわっている私ですが、全員にマスクが配布されました。
そして、いわき市議会議員(佐藤さん・男性、福嶋さん・私の左)、いわき市アクション!ママの会の鈴木さん(私の後)との交流会。いわき市議会での緊急声明や現在取りまとめ中の提言(3分科会/被災者支援、放射能からの防御、自然エネルギー・雇用・産業)の話を聞きました。
皆さん、今とくに、内部被爆を抑えるため、食品の放射能測定体制に力を入れておられました。
明日は、福嶋議員のご案内で、海岸線を巡ります。