全国都市緑化おかやまフェアが、明日(24日)閉幕。閉会式に出ることができないので、もう一度、主会場を駆け足で巡ってきました。春らんまん。本当にきれい。ベストシーズンの閉幕で惜しいですね。子どもと65歳以上は無料ということで、知人は何度も足を運び、お花の植え替えもあるので、すごく楽しんだと言ってました。
なんでもそうですが、事業の裏にはたくさんの方の汗があります。感謝しつつ……。
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横田さんと私の間の方が、市民自治講座講師の新川達郎さん(同志社大学教員)。はじめてお会いしたのですが、楽しそうにお話をされる心豊かな方です。
たくさんのお話をしてくださったのですが、「統治から共治へ」が私にとってはキーワードでした。市民参加をいうとき、政府・行政が進め、市民は治められているということでいいのか。行政の手が届かぬところで、自分たちが自分たちを治めていることが実際に今あるのではないか。パブリック・プライベート・パートナーシップ型の地域運営、恊働型の活動が新しい地域像を開いていくのではないか……。
地域には様々な組織がありますが、そこが行政の下請け(&安上がりの)機関にならずに「自治」を行なっていける仕組み・力量をどう作ることができるのでしょうか。例えば、他の政令市と比べてみても、岡山市はNPO・市民活動のサポート・活性化という視点が圧倒的に弱いのです。これからの岡山市のために真剣に討議すべきことです。
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新川さんとお食事のあと、ギリギリ皆さんの顔が見れるかなと、ボランティアサークル「よっしゃ」の夕食会に出かけました。今日のメニューは写真の通り。きしめんは我慢しましたが、手作りのいなり寿司にはつい手がのびました(こらこら…)。
かつて精神病を体験した人たちと、支えつつ支えられて一緒に生きてゆける街を作りたいと活動している「よっしゃ」。この度、岡山城ロータリークラブの「キャッスル賞」をいただきました。この火曜日が表彰式です。ここに来ると私も「ほっと」します。そんな拠点を地道に育んでおられる皆さんへの嬉しい賞でした。