毎月恒例になった西川見学会。今回のテーマはトンボです。今朝は気温が低く、トンボはある程度気温があがり体温が暖まらないと、出てこないのだそうです。そんな時に見かけたのが女郎蜘蛛。用心深く3枚の巣を張ります。大きくあでやかなのがメス(5cm)、小さいのがオス(1.5cm)。メスはオスを見つけると食べてしまうので、オスはメスに見つからないように近づいて、後尾をするのだそうです。
高い木の先にとまるトンボを見つけたり、参加の小学生がトンボを捕まえたり。9cmのヤブヤンマ。青色模様の入ったきれいなトンボのオスでした。西川緑道公園あるトンボの繁殖地も教えていただきました。整備は進んでもここは残してほしいなと。トンボの話をワクワクしながら聞かせていただきました。私たちの生活の変化とも深い関連があるのです。
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第4回岡山市外国人市民会議があり傍聴にいきました。テーマは医療。市民病院と消防局から現状についてのヒアリングを行っていました。外国人への対応マニュアルがあるのは、岡山大学、日赤、川崎医科大学だそうです。市民病院には英語が話せる医者はいますが、通訳体制は整っていません。救急車での問診票には、絵や症状についての選択肢があり、日本語が通じにくい人への配慮があります。委員から、病院で日本語が分からないがためのストレスの具体例が出されていましたが、通訳体制など市民会議が提言すべき課題が出てきました。
救急車を呼ぶ場合の心得や応急手当、また市民病院の存在など、外国人への広報の必要性や、不法滞在者の命を守ることなども意見として出されていました。次回は、市民病院に赴いての協議と国保についてです。
……ESD国際シンポジウム、笠木透さん「70歳のラブソング」コンサートなど、今日もいろんな出会いや感動をいただいて、最後は、毎週日曜日夜の野宿生活者支援の炊き出しで、カレーに入れるジャガイモの皮むき。食材の差し入れも受け付けています。