岡山市子ども読書活動推進計画(素案)が出され、今月末からパブリックコメントが求められます。推進計画を充実したものにしたいと、岡山市子ども読書活動推進の会による、土居さんの講演と意見交換が行われました。
土居安子さん。夏にお会いした面々に引き続き、またステキな方に出会えました。「あるべき姿をいつも頭においておくこと。今はできなくてもゴールを考えておくこと」。ご本人自身が、理念をしっかりもち、プロセスとネットワークを大切に、丁寧に前向きに開拓して来られたのでしょうね。読書とは、「物語」を楽しむこと、「ことば」を楽しむこと。私なりに土居さんの言葉をまとめれば、「物語」=生まれてから死ぬまでをどう紡いでいくのか=生きる力を学び、人間の面白さを知ることでしょうか。
大阪府子ども読書活動推進連絡協議会活動の経緯から、推進計画には、これまでの成果を計画のなかに位置づけること、話し合いのなかで連携を広げ強めること、子どものプライバシーを尊重し、大人はあくまでも環境(空間、資料、人)を整えるものであることを意識すること、数値目標を含めた実施計画を作ること、が大切だということです。推進計画を実りあるものにするために、パブリックコメントに応募してくださいね。
大阪国際児童文学館は橋下知事のもとで、その存廃が取り沙汰されていますが、子どもの文化振興のために、存続を望みます。「アジア絵本貸出パック」なんて、岡山市立図書館にもあるといいですね。