午前中は、津島学区コミュニティ協議会の常任理事会に参加をしました。地域の皆さん同士の懇親・交流、文化・歴史・伝統の継承・育成など大切な役割を担っておられます。来月の総会を前に、来年度の検討などを行いました。

午後からは、第6回市民と議員のための公開講座「『種子法』廃止で日本の農業はどうなる?」に参加をしました。以前からお会いしたかった山田正彦さん(元農林水産大臣・弁護士)の話をようやく聞くことができました。私は時々、山田さんのブログを読んでいます。
「主要農産物種子法(種子法)」が、一年前に、十分な審議なく突如廃止されました。食と農のことですから関心は高く、会場は参加者でいっぱいでした。酪農経験もある山田さんは、包み込むようなオーラのなかで、難しく厳しい話をとてもわかりやすくしてくださいました。さすがです。ずっと農林水産大臣をしておいてほしかったです。
山田さんは、都道府県独自の種子条例制定が全国で進んでいる動きを紹介され、ぜひ岡山でもと。学校給食に有機農業のお米や野菜を使う千葉県いすみ市のとりくみも教えてくださいました。私たちができることをしていきなくてはなりません。
種子法については、日本の種子(たね)を守る会のホームページをご覧ください。


夕方からは、旧内山下小学校舎での「岡山自主夜間中学校開校式」に臨席をしました。関係する皆さんのご苦労や想いを知っていますので、ぜひ、その時に居合わせたいと思い、足を運びました。
生徒の皆さんで会場は満杯状態です。年代も学び直しの理由も国籍も多様です。多くの方に期待される学校ですね。多様な場こそ豊かな時代です。皆さんの希望を見つめる表情にワクワク感いっぱいです。マスコミもたくさん来られていました。2019年度岡山市市民協働モデル事業ですので、岡山市関係の方の参加も望ましかったのではないでしょうか。
この事業では、これまで岡山国際交流センターを会場に月2回行っていた場所が移行したということです。元々雰囲気のいい旧内山下小学校(1887年開校)に、魂が吹き込まれ、一段と風格をましたように感じました。課題は多いですが、一歩一歩目標に近づける。こうして見える化していくのはいいことだと思います。「公立夜間中学校」開設への一歩へもと思います。私自身も学ぶことが山積みです。