岡田公民館主催のウオーキングと人権講座の現地研修を兼ねての企画だった。
真木共働学舎はいろいろなハンディーを持った方々や支援者が共に働き、
自給自足の生活を送る場です(観光施設ではないことを理解して参加する)
参加者は岡田地区在住者19名、公民館の担当者2名、共働学舎側と小谷村の担当者各1名
8時公民館出発⇒9:20道の駅白馬⇒10:00南小谷⇒ウオーキング⇒12:00~12:30(見学・昼食)
真木共働学舎⇒⇒ウオーキング15:00南小谷⇒17時ころ岡田公民館
今日の天気予報は午後から崩れる・・北アルプスは厚い雲の中
今日は大きなバスが用意されました
対面する白馬岳方面が見えません
ここから山の中腹にある集落まで4㎞、高低差400mの山道歩きます
まず、共働学舎代表の宮島氏のガイドで歩き始めました。
野草がいっぱい、ツリフネソウが群れてます
キツリフネ・黄釣舟
この歩きで、ここのキツエイフネは葉の下につり下がっている「葉隠れ釣舟」らしいことに気が付きました。
サラシナショウマ
せり科の花、シシウドやヤマゼリ
馬頭観音⇒これは牛頭観音でした
この観音様は檜と杉、松の3種類の木の根に守られてますと、
その訳は崩れにくいようにする村人の知恵ですと宮島氏の説明
針葉樹の森が過ぎると、栃やモミジ、ブナの広葉樹の森
共働学舎のために設けられている電話線の設備
集落との中間地点、こどもたちの休憩場所だった所、熊出没注意書き
1ヵ所だけある水場
峠の最高点、標高838m
荷物の集積場所
キク科のヤクシソウが群れている、薬師草は葉の形が薬師如来の光背に見えることから。
湿っぽい崖の下にダイモンジソウ・大文字草
首の曲がったアザミは○○・・・サワアザミだろうか
この大きな頭花の黒っぽい色のアザミは?
種になったウバユリやオトコエシかな
シダの若芽かな?
猿倉沢にかけてあった丸太橋が数年前に流されて・・
その上の鉄の橋も、今年流されそうになったんだよと・・貴重や一本の道を保つのは大変です
間もなく集落
集落到着
集落の奥の山は東山1850m~黒鼻山1500m
その山を越えると奥裾花自然園だが、道はない
この家の茅葺き屋根は修理中です
このシバちゃんが歓迎してくれました
宮島氏のエーデルワイスの演奏を聴きながら、お弁当を食べさせてもらいました。
周辺の集落を見学させていただきました。
現在ここの住人は数人で、雪が深くなる冬季は小谷村立屋の「立屋共働学舎」に移るという。
これから分校跡を観に行きました
今は子供たちが飛び回っただろう小さな広場しか残っていません
水力を使った製材所・・この日は水量が少なくてお休みです
縦に設置され鋸が上下に動き木材を割ります
ここからみる白馬三山のご来光が素晴らしいですと
ゲンノショウコ
13:30~帰路へ 15時南小谷の登山口へ到着
帰り道もこのヤクシソウやツリフネソウを愉しみながら歩きました。
途中、雨がパラつきましたが、大したことはありませんでした。
この日の歩数;14,919歩 速歩52分
私の役割は看護師として、救護係でした。
参加者は多くが高齢者でしたが、ゆっくり歩きでしたから皆さん完歩できました。
共働学舎は、1974年(昭和49年)宮島眞一郎によって長野県小谷村で始められました。
人が育つ場所として衣食住の自立を目指し、社会的にも必要であるべく経済的自立を願い
現在は全国5箇所で活動しています。
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