午後外出していて17時に帰宅し先ず、テレビを付けた。
御嶽山のその後は山頂付近で31名の心肺停止状態であることが判明・・・今日の捜索は14時で中止されたという。
気を取り直して午後のことを書くことにした・・
14時~16時 「第13回 狭間壮・いのちのコンサート」がハーモニーホールで行われた。
副題は「いのち・この愛しきもの~゛一本の鉛筆があれば」
今年は午年ということで、馬をテーマとした話や歌が用意されていた。そのひとつは木曽馬「松虫号」を軍馬として徴用されたことが書かれた庄野英二作「やさしい木曽馬」を朗読された。
夏には木曾馬の取材や松虫草の撮影には私も同行させてもらった。その馬の里である御嶽山で昨日から起きている惨事にはステージ上で歌う人はもちろん心が痛んでいるだろうが、頑張って歌ってくれた。
開田の里に゛マツムシソウ”が野原いっぱいに咲く頃に生まれた木曽馬は、松虫号と名づけられた。2歳になるころ、徴用された松虫号と飼い主の中村さんは中国の石家荘で偶然に再会した。中村さんは故郷に帰ることができたが、松虫号は帰ってこなかった・・・。
最後にムジカコンパスと会場の皆で歌ったのは「一人の手」「手のひらを太陽に」
美空ひばりが歌った反戦歌 「一本の鉛筆」
待山善三 作詞 佐藤 勝 作曲
(一)あなたに 聞いてもらいたい
あなたに 読んでもらいたい
あなたに 歌ってもらいたい
あなたに 信じてもらいたい
一本の鉛筆があれば
私は あなたへの愛を書く
一本の鉛筆があれば
戦争はいやだと 私は書く
(二)あなたに 愛をおくりたい
あなたに 夢をおくりたい
あなたに 春をおくりたい
あなたに 世界をおくりたい
一枚のザラ紙があれば
私は 子どもがほしいと書く
一枚のザラ紙があれば
あなたを返してと 私は書く
一本の鉛筆があれば
八月六日の朝と書く
一本の鉛筆があれば
人間のいのちと 私は書く