即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

モンスター来場者

2008年09月30日 20時13分32秒 | 日記とニュース
先週末のこと、横浜探訪の記事、書きました。

メインの目的は、横浜トリエンナーレ

7箇所の会場で、こんな感じのモダンアートが展示されています。



その会場で、ビックリ体験をしました。

最近、モンスターペアレントがいろいろ取りざたされていますよね。

自己中心的で理不尽な要求を繰り返す、ということのようです。

モンスター上司、なんて言葉もできてるみたい。

まあ、なんにしろ、そういう、わけわからない、信じられない人が増えている嫌な世の中であることは間違いない。

話は戻って、

トリエンナーレの会場の中の一つの作品。(日本郵船倉庫)

小さな部屋の前に、係員がいて、

中は暗いので、手で壁を触りながら進んでいってください。
足元見えないので、気をつけて少しずつ進んでください、と。

ほんと、暗い。

こわごわ進んでいくと、ガラスのアートがあって、
かすかな光に反応する。
光が弱くなったり、強くなったり変化する。
それでガラスのアートの見え方、印象が変化する。

暗い、静かな部屋の中で、10人くらいが無言でアートを見ていたとき、

大きな声で、

『なんで電気つけないんだ?!』

と、怖いおじさんの声。
いや、すごい剣幕で、怒ってる。
近くにいた人たちは、皆一瞬身がすくんで、何が起こったのか、とびっくり。
せっかく静かにアートを楽しんでいたのに、度肝を抜かれた感じ。

係りの人もたじろぎながら、
「いえ、これはこういうアートなので、暗くして見て頂くものですので。
暗い中で楽しんでいただく、そういうアートなんです。」
と、しどろもどろ説明。

おじさん、わかったのかわからないのかわからないけど、

不服そうに、む・む・む、って感じ。

口には出さないけど、

「アートだっていうのはいいけど、こんなに暗くする必要、どこにあるんだ。
怪我でもしたらどうしてくれるんだ。」

と思っているに違いない。

まあ、普通の美術館しか行ったことなければ、

なんだ、これは?

ってことかもしれない。

「モダンアートだかなんだか知らんが、

こんな常識はずれのもんは許さん!

最近の若いもんは、なってない!世も末だ。」

というおじさんの常識なんでしょうね。

    

いろいろ勉強になった「横浜トリエンナーレ」でした。
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2 コメント

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自戒 (nanapon)
2008-10-06 12:29:02
imuimuさん、こんにちは。

>若者のマナーが悪いと言われますが、中高年の方がマナー悪い人多いと思います。若い人は割と素直なんですけど、年期が行くと素直じゃなくて
言い訳や開き直ってタチが悪い.

同じマナー悪いことしてても、タチが悪いっていう形容、ほんとそうですよ。
ずぶとさ、ずうずうしさ、開き直り。
若者は改善できるかもしれないけど、もう一生もんって感じでしょうか。


>私はそうならない様に気をつけます.(^^;)

いや、ほんと、知らないうちに近づいていたり、そうなっていたりするかも、なので、お互い気をつけましょう。
返信する
若者よりも。 (imuimu)
2008-10-03 20:46:47
若者のマナーが悪いと言われますが
中高年の方がマナー悪い人多いと思います.
若い人は割と素直なんですけど、年期が行くと素直じゃなくて
言い訳や開き直ってタチが悪い.

私はそうならない様に気をつけます.(^^;)
返信する

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