即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

伝統に胡坐

2014年08月29日 16時22分35秒 | 日記とニュース
先日、銀座のI東屋に行ってボールペンの芯を買った。

カウンターのお姉さんに聞いて、このボールペンなら1番の引き出しです、と言われたので、よく使うペンなので芯を4本も買って帰った。

で、すぐに入れ替えようとしたらこれが合わない。
その場で合わせてみればよかったと反省したけどもう遅い。

仕方なく予定をやりくりして再び銀座に。

その旨説明すると、別に謝るわけでもなく、穏やかに
『返金の手続きを他部署の方でやるので10分ほどお待ちいただきます。』
とさらりと言う。
はっ?
10分待つの?
何だかあらぬクレームをつけて返品を強要する客になったみたいな対応だ。

素直で温厚なオジサンもこれにはさすがに切れた。

『そちらが言った1番の引き出しから買って帰ったら違ってたので、時間も交通費もかけてまたわざわざこのために来たんですよ。』
と、少し低い声で言う。

暗に「交通費も時間もどうしてくれんの?」
という意味も込めた冷めた視線もしっかり送る。

すると、すぐに対応が変わった。
お待ちください、と、レジに走って行ってあっという間に処理してくれた。

なんだよ、できるんじゃん。
じゃ、最初からやれよ。

10分お待ちください、なんて対応するかなあ。
返金手続きは他部署でしかできない、ってほんとにそうなの?
自分で間違えたのも含め、こういうケース、ずいぶんあるんじゃないのかなあ。

この店、人によるのだろうけど、以前から何となく上から目線が気になる部分もある。
銀座の一等地の老舗意識があるのだろうか。
よりお客様に喜ばれるようなサービスの改善とか、そんなイノベーションはうちには必要ないと、伝統に胡坐をかいているのだろうか。

知らないうちに行かなくなってるお客様がいるんじゃないですか?
大丈夫ですか?
また次にこういうことがあったら僕ももう行かないですよ。

100年以上の歴史を誇るこの文房具店。

≪変なオヤジの無理難題なクレーム一件≫
ということで無事に社内処理されたのでしょうか。
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