皆、気づいていましたか?
気づいていましたよね?
数年前と比べて、スーパーの試食販売が、大幅に減少したこと。
最近、地元のダイエーなど数軒行って、あらためて、全然なくなっちゃったなあ、と、感慨深げに思った次第です。
昔は、肉、刺身、餃子、ラーメン、ハンバーグ、ハム、ソーセージ、その他、大きなスーパーの食品売り場に行ったら、最初から最後まで、
はい、だんなさん、いかがですか?どうぞどうぞ、味見てくださいよ。
って、ひっきりなしだったですよね?
断るの大変だったし、調子乗って食べてると、おなかいっぱいになる。
試食して、買わないで去る生活の知恵もいろいろ編み出した。
平気な顔して、そのままは立ち去れない。
根がいい人なので、しかとできない。(笑)
そう思って、いろいろ調べたら、データはないものの、ぜいぶんと減ってきているようです。
参考:試食販売衰退の背景!
-----------------------------------------
スーパーの食品売り場では試食販売が少しずつ減っているそうです。
スーパー間の競争は熾烈です。試食販売の費用対効果をまじめに検討するところが増えているためです。
試食をしても食い逃げされるだけで、人件費と試食用に提供した商品代金を考えれば割りあわないわけです。食品メーカーの営業担当とすれば頭の痛い問題なのです。
----------------------------------------------
つまり、試食してもらわないと、買ってもらえない、と思ってやっていたけど、
試食してもらったところで、本当に買いたいと思うものしか買ってもらえない。
費用対効果。
デモンストレーターに高いお金を払う価値がなくなってきた、という現状のようです。
---------------------------------------------
そのような逆風をものともせずに山積みした商品を確実に売り切ってしまう凄腕の試食販売員が日経ビジネスに紹介されました。
大手ハムメーカー日本ハムの販売会社で15年間試食販売に携わっている谷口由子氏45歳は試食販売が受けている逆風とは無縁のようです。
「自分で山積みした商品を売り切ったときのスカッとした感覚は何物にも代えがたい」とは彼女の弁。彼女が売り場に立つと一日1,000袋は売ってしまいます。平均的な食品スーパーの来店客は2,000人前後ですからその多さが分かろうというものです。
普通の販売員の2倍、アルバイトの10倍も売ってしまいます。
彼女の武器は自分の声を吹き込んだラジカセ。「はい、行楽の秋ですよ。
よりどり3つで1,050円。ほら、この長いソーセージ、こんな風にロールパンに野菜と一緒に包むと豪華でしょ。・・・」と。
一方生身の彼女はショーケース前で購入を迷っている女性に試食を勧めます。「ほら、この角煮パック。今日はこの店、ナスが安かったのでごま油で炒めて加えてみました。簡単に作れますよ」と。
遠くのお客をラジカセで呼び込み、近づいてきたお客をマンツーマンで落とす、これが彼女の必勝法です。
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今まで通りの試食販売ではだめ。
知恵を使って、他のデモンストレーターと売り方の差別化をしないと。
それが受け入れられれば、まだ売れる。
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押し付けるのではなく、顧客が自然体で進んで購入してくれるようにプレゼンテーションするコンピテンシーの大切さを改めて認識してほしいと思います。
------------------------------------------
心の機微、ですね。
営業の基本です。
それにしても、試食販売がまるでないと、最近のスーパーは、どこか寂しげに感じてしまいます。
そんな気、しませんか?
売らんかなの姿勢も、度が過ぎると、うざい。
しかし、あまりにほったらかしで、買いたいものがあれば、勝手に買って行けば?と、放り出されても、
おいおい、売りたい気はあるのかよ、ガンガン売りたいんじゃないの?って思ってしまう。
客はいつの世も現金なもんです。
気づいていましたよね?
数年前と比べて、スーパーの試食販売が、大幅に減少したこと。
最近、地元のダイエーなど数軒行って、あらためて、全然なくなっちゃったなあ、と、感慨深げに思った次第です。
昔は、肉、刺身、餃子、ラーメン、ハンバーグ、ハム、ソーセージ、その他、大きなスーパーの食品売り場に行ったら、最初から最後まで、
はい、だんなさん、いかがですか?どうぞどうぞ、味見てくださいよ。
って、ひっきりなしだったですよね?
断るの大変だったし、調子乗って食べてると、おなかいっぱいになる。
試食して、買わないで去る生活の知恵もいろいろ編み出した。
平気な顔して、そのままは立ち去れない。
根がいい人なので、しかとできない。(笑)
そう思って、いろいろ調べたら、データはないものの、ぜいぶんと減ってきているようです。
参考:試食販売衰退の背景!
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スーパーの食品売り場では試食販売が少しずつ減っているそうです。
スーパー間の競争は熾烈です。試食販売の費用対効果をまじめに検討するところが増えているためです。
試食をしても食い逃げされるだけで、人件費と試食用に提供した商品代金を考えれば割りあわないわけです。食品メーカーの営業担当とすれば頭の痛い問題なのです。
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つまり、試食してもらわないと、買ってもらえない、と思ってやっていたけど、
試食してもらったところで、本当に買いたいと思うものしか買ってもらえない。
費用対効果。
デモンストレーターに高いお金を払う価値がなくなってきた、という現状のようです。
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そのような逆風をものともせずに山積みした商品を確実に売り切ってしまう凄腕の試食販売員が日経ビジネスに紹介されました。
大手ハムメーカー日本ハムの販売会社で15年間試食販売に携わっている谷口由子氏45歳は試食販売が受けている逆風とは無縁のようです。
「自分で山積みした商品を売り切ったときのスカッとした感覚は何物にも代えがたい」とは彼女の弁。彼女が売り場に立つと一日1,000袋は売ってしまいます。平均的な食品スーパーの来店客は2,000人前後ですからその多さが分かろうというものです。
普通の販売員の2倍、アルバイトの10倍も売ってしまいます。
彼女の武器は自分の声を吹き込んだラジカセ。「はい、行楽の秋ですよ。
よりどり3つで1,050円。ほら、この長いソーセージ、こんな風にロールパンに野菜と一緒に包むと豪華でしょ。・・・」と。
一方生身の彼女はショーケース前で購入を迷っている女性に試食を勧めます。「ほら、この角煮パック。今日はこの店、ナスが安かったのでごま油で炒めて加えてみました。簡単に作れますよ」と。
遠くのお客をラジカセで呼び込み、近づいてきたお客をマンツーマンで落とす、これが彼女の必勝法です。
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今まで通りの試食販売ではだめ。
知恵を使って、他のデモンストレーターと売り方の差別化をしないと。
それが受け入れられれば、まだ売れる。
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押し付けるのではなく、顧客が自然体で進んで購入してくれるようにプレゼンテーションするコンピテンシーの大切さを改めて認識してほしいと思います。
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心の機微、ですね。
営業の基本です。
それにしても、試食販売がまるでないと、最近のスーパーは、どこか寂しげに感じてしまいます。
そんな気、しませんか?
売らんかなの姿勢も、度が過ぎると、うざい。
しかし、あまりにほったらかしで、買いたいものがあれば、勝手に買って行けば?と、放り出されても、
おいおい、売りたい気はあるのかよ、ガンガン売りたいんじゃないの?って思ってしまう。
客はいつの世も現金なもんです。
デモ販って減ってるんですか、知りませんでした。でも、あれって、スーパーがおばちゃん代払ってるんじゃなくて、
「試食販売の費用対効果をまじめに検討するところ」は、メーカーさんってことですよね。
昔よく、試食の交渉をスーパーさんにしました。おばちゃんも凄腕の人がいましたよ。その方に入ってもらうには、それなりに気を遣わなくてはならず、気に入られないと、機嫌悪くして、売ってくれないし、そーすると、スーパーからは怒られるし…
大変でした。
減っている原因って、ひょっとしたら、効率ではなくて、リスクマネジメントなのでは?
あそこのスーパーで餃子の試食やってたから買ったのに、「毒入りだった」とか…
最近は、試食やっていても、そーいうことがあるら、「試食」もしてくれないんじゃないでしょーかね。「大丈夫なの、それ。国産?」なんて言われて、。試食してるのは、「売れないからでしょ」なんて。
だとしたら、
賢くなった、というより、疑い深くなった。何事にも信用できなくなった。近所の馴染みのスーパーがなくなった。ってことなんでしょーか。
だとしたら、
効率でなくなっているほーが、よっぽど ましですね。
>久しぶりのカキコに、失礼します。
はい、ご無沙汰してます。
>デモ販って減ってるんですか、知りませんでした。
すごく減ってると思いますよ。データ取ってるわけじゃないけど。
>でも、あれって、スーパーがおばちゃん代払ってるんじゃなくて、
「試食販売の費用対効果をまじめに検討するところ」は、メーカーさんってことですよね。
はい、そうだと思います。
>減っている原因って、ひょっとしたら、効率ではなくて、リスクマネジメントなのでは?あそこのスーパーで餃子の試食やってたから買ったのに、「毒入りだった」とか…
そうなのかな?わからないです。
>だとしたら、賢くなった、というより、疑い深くなった。何事にも信用できなくなった。近所の馴染みのスーパーがなくなった。ってことなんでしょーか。
いやあ、今の世の中、そうだと思いますよ。
何でも疑い深い。不信の構造。
昔はよかった、って思わず言っちゃいたくなります。