昨日行った棋聖戦第五局の大盤解説会@将棋連盟のことについて。
以前、名人戦の、遠山四段@朝日新聞社、そして勝又六段@毎日新聞社の大盤解説会にも行ったので、それに比べての感想を。
本当に久々に行った将棋連盟。場所もうろ覚え。
鳩森神社はわかるけど、あれ、この裏だったっけ?
玄関を入っていくと、人気(ひとけ)はない。
目立つような表示がしてあるわけではない。
売店はもう店終い中。
きょろきょろしてるのに誰も気にしない。
普通なら立て看板とか、大きなポスターかなんかあって、
例えばだけど、
---------------------------------------
《棋聖戦第五局 大盤解説会》
17時~終局まで
2階 ●●
入場料 2000円
解説 行方八段
聞き手 熊倉女流一級
☆まだ席がありますので、お気軽に2階●●までどうぞ。
------------------------------------------
くらいの表示はないんですか?
あるいは、
★好評につき満席となりました。申し訳ありません。
と、普通のサービス業であれば、こんなこと当たり前ですよね。
無料であればまだ仕方ないかもしれないけど、2000円も取るのだから。
そして、たまたま一階にいたスタッフ(職員?)は、
「あー、大盤解説会ですか?それならお2階ですので、そこの階段を登ってください。登ったら左側の●●でやってます。まだ入れますから大丈夫ですよ。」
と、ニコニコ対応してくれないとだめなんじゃないですか?
とりあえず2階に行ったら、やってました。
もう始まっていてほぼ満杯。(やはりおじさんばかり。)
一番部屋の後ろに受付テーブルがあり若い男性がいて。
感じが悪いわけではないけど、笑顔で「いらっしゃいませ!」、という感じではない。
お金を受け取り、入場の証の定規にピンクのリボンつけたものと、次の一手の応募用紙、を渡される。
あの辺空いてますのでどうぞ、とか、そういうのもない。
勝手に探して座る。
部屋も味もそっけもない部屋。
学校の教室みたい。
椅子も普通。
汚いわけではないけど、地味だし、かび臭いような昔の感じがする。
いかにもマニアのおじさんたちが黙って座って聞いている。
ちゃちゃもない。熱気もあまりない。
行方八段は、一生懸命解説をしてるのだけど、いまひとつワクワクしない。
朝日や毎日の時は、もっとずっと広いサロンのような会場だったこともあり、雰囲気は全く違った。
それで無料。
連盟での大盤解説会って、いつもああなのかな?
(関係者には申し訳ないけど)
はっきり言って、やる気ないんじゃない。
前からやっていたので、やってるだけ。
一応お客さん来てくれてるので、同じように続ける。
狭い世界の中の常識。昨日と同じことを同じようにやっているだけ。
普及を考えて、まだ来た事がない人に来てもらいたい、とか、
もっと楽しんでもらうためにはどうしたらいいか、とか、
多分、そういう議論はしてないんじゃないだろうか。
改善しよう、なんとかしないと、という意識で努力をしてないんじゃないだろうか。
これこそ、ファンサービスプロジェクトでやることですよ。
次の一手クイズがあり、その賞品が羽生・佐藤サイン入り扇子6名。
それも普通に行われて、
(言葉は悪いけど)場内は盛り上がるということもなく、
当選者はもらいにいって、拍手。
佐藤棋聖が投了し、羽生四冠が誕生し、無事終了。
まだ残っている人もいるけど、どんどん帰っていく。
皆さん、満足でしたか?
なんか(逆の意味で)新鮮なイメージだなあ。
従来の古臭い将棋のイメージ。
クローズドなマニアの世界の入りにくいような雰囲気。
スタッフ(職員)の雰囲気も、役場の腕に黒いの巻いてる感じがしなくもない。
(すみません、関係者の方。あくまでもイメージでして・・・)
明るく元気に、そして、自然にホスピタリティ(おもてなしの心)を表せるような教育もされてないだろうし、必要性も感じてないはず。
これで2千円?
2000円×(満員として)70名=収入が14万円
支出は扇子代6本。定規とリボン。(場所代はただ、でしょ?)
あとは
解説者・聞き手のギャラ?
儲けすぎなんじゃないの?
いや、お金の問題じゃなくてね。
来てくれた人に、もっと楽しんでほしい、という気持ちがないのが問題だと思う。
来てもらって、ありがとうございます、という姿勢がないのが問題だと思う。
将棋をもっと広く普及するために、まだ来た事のない人(女性とか初心者とか)に来てもらいたいという思いがないのが問題だと思う。
真剣に考えましょうよ。
要は素晴らしいコンテンツがあるのだから、その伝え方、です。
連盟の担当者だけでなく、関係者も棋士も、ファン(何をどうしてほしいか。どうだったら行きたいと思うのか。)も含めて、皆が将棋の発展、普及に対して活動していかないと。
提案。
会場の雰囲気、もう少しなんとかならないのかな。サロン風で優雅な感じに。女性でも気軽に入れるような。
二千円も取るのなら、飲み物の一つも出したらいいのでは?休憩中、皆自販機で買ってたよ。
大型スクリーンで対局場の写真、や対局者の表情、動画など、見せたらもっと臨場感出るんじゃない?
次の一手の賞品、まあ扇子でもいいんだけど、例えば、対局者二人の(前夜祭の時などの)写真に、日付場所が入り、そこに二人のサインでもあったらもうたまらないな。大盤解説会に行った記念になるし。(宅急便で着くでしょ?)
まあ、いろいろ面倒なら、2千円取るのやめて無料にしましょ。
連盟での解説会、今のままじゃ、もう僕は行かないなあ。。。。
(すみません、関係者の方。批判的な記事で・・・・。)
以前、名人戦の、遠山四段@朝日新聞社、そして勝又六段@毎日新聞社の大盤解説会にも行ったので、それに比べての感想を。
本当に久々に行った将棋連盟。場所もうろ覚え。
鳩森神社はわかるけど、あれ、この裏だったっけ?
玄関を入っていくと、人気(ひとけ)はない。
目立つような表示がしてあるわけではない。
売店はもう店終い中。
きょろきょろしてるのに誰も気にしない。
普通なら立て看板とか、大きなポスターかなんかあって、
例えばだけど、
---------------------------------------
《棋聖戦第五局 大盤解説会》
17時~終局まで
2階 ●●
入場料 2000円
解説 行方八段
聞き手 熊倉女流一級
☆まだ席がありますので、お気軽に2階●●までどうぞ。
------------------------------------------
くらいの表示はないんですか?
あるいは、
★好評につき満席となりました。申し訳ありません。
と、普通のサービス業であれば、こんなこと当たり前ですよね。
無料であればまだ仕方ないかもしれないけど、2000円も取るのだから。
そして、たまたま一階にいたスタッフ(職員?)は、
「あー、大盤解説会ですか?それならお2階ですので、そこの階段を登ってください。登ったら左側の●●でやってます。まだ入れますから大丈夫ですよ。」
と、ニコニコ対応してくれないとだめなんじゃないですか?
とりあえず2階に行ったら、やってました。
もう始まっていてほぼ満杯。(やはりおじさんばかり。)
一番部屋の後ろに受付テーブルがあり若い男性がいて。
感じが悪いわけではないけど、笑顔で「いらっしゃいませ!」、という感じではない。
お金を受け取り、入場の証の定規にピンクのリボンつけたものと、次の一手の応募用紙、を渡される。
あの辺空いてますのでどうぞ、とか、そういうのもない。
勝手に探して座る。
部屋も味もそっけもない部屋。
学校の教室みたい。
椅子も普通。
汚いわけではないけど、地味だし、かび臭いような昔の感じがする。
いかにもマニアのおじさんたちが黙って座って聞いている。
ちゃちゃもない。熱気もあまりない。
行方八段は、一生懸命解説をしてるのだけど、いまひとつワクワクしない。
朝日や毎日の時は、もっとずっと広いサロンのような会場だったこともあり、雰囲気は全く違った。
それで無料。
連盟での大盤解説会って、いつもああなのかな?
(関係者には申し訳ないけど)
はっきり言って、やる気ないんじゃない。
前からやっていたので、やってるだけ。
一応お客さん来てくれてるので、同じように続ける。
狭い世界の中の常識。昨日と同じことを同じようにやっているだけ。
普及を考えて、まだ来た事がない人に来てもらいたい、とか、
もっと楽しんでもらうためにはどうしたらいいか、とか、
多分、そういう議論はしてないんじゃないだろうか。
改善しよう、なんとかしないと、という意識で努力をしてないんじゃないだろうか。
これこそ、ファンサービスプロジェクトでやることですよ。
次の一手クイズがあり、その賞品が羽生・佐藤サイン入り扇子6名。
それも普通に行われて、
(言葉は悪いけど)場内は盛り上がるということもなく、
当選者はもらいにいって、拍手。
佐藤棋聖が投了し、羽生四冠が誕生し、無事終了。
まだ残っている人もいるけど、どんどん帰っていく。
皆さん、満足でしたか?
なんか(逆の意味で)新鮮なイメージだなあ。
従来の古臭い将棋のイメージ。
クローズドなマニアの世界の入りにくいような雰囲気。
スタッフ(職員)の雰囲気も、役場の腕に黒いの巻いてる感じがしなくもない。
(すみません、関係者の方。あくまでもイメージでして・・・)
明るく元気に、そして、自然にホスピタリティ(おもてなしの心)を表せるような教育もされてないだろうし、必要性も感じてないはず。
これで2千円?
2000円×(満員として)70名=収入が14万円
支出は扇子代6本。定規とリボン。(場所代はただ、でしょ?)
あとは
解説者・聞き手のギャラ?
儲けすぎなんじゃないの?
いや、お金の問題じゃなくてね。
来てくれた人に、もっと楽しんでほしい、という気持ちがないのが問題だと思う。
来てもらって、ありがとうございます、という姿勢がないのが問題だと思う。
将棋をもっと広く普及するために、まだ来た事のない人(女性とか初心者とか)に来てもらいたいという思いがないのが問題だと思う。
真剣に考えましょうよ。
要は素晴らしいコンテンツがあるのだから、その伝え方、です。
連盟の担当者だけでなく、関係者も棋士も、ファン(何をどうしてほしいか。どうだったら行きたいと思うのか。)も含めて、皆が将棋の発展、普及に対して活動していかないと。
提案。
会場の雰囲気、もう少しなんとかならないのかな。サロン風で優雅な感じに。女性でも気軽に入れるような。
二千円も取るのなら、飲み物の一つも出したらいいのでは?休憩中、皆自販機で買ってたよ。
大型スクリーンで対局場の写真、や対局者の表情、動画など、見せたらもっと臨場感出るんじゃない?
次の一手の賞品、まあ扇子でもいいんだけど、例えば、対局者二人の(前夜祭の時などの)写真に、日付場所が入り、そこに二人のサインでもあったらもうたまらないな。大盤解説会に行った記念になるし。(宅急便で着くでしょ?)
まあ、いろいろ面倒なら、2千円取るのやめて無料にしましょ。
連盟での解説会、今のままじゃ、もう僕は行かないなあ。。。。
(すみません、関係者の方。批判的な記事で・・・・。)
小生も、帰省して時間があれば月曜日に年休を取って「女流棋士スーパーサロン」へ行きますが、そこでも1回2,000円徴収されます。
それで1局指導対局が受けられるわけですが、少し高いかな?…とは感じます。
普通の指導対局って、こんな感じなんだろうな…と考えると、タイトル戦会場で同時に行われるイベントとして指導対局があるじゃないですか。あれって無料だとしたら、そっちの方が得のような気がします。
小生の場合、「わざわざ山口からいらしたんだから…」と、鈴木初段のご厚意で2局指してもらえましたが、山口でなかったら…こんなことないかもしれないし…。
少し、「お客様、いらっしゃいませ。存分に楽しんでくださいね…」という雰囲気が足りないと感じた点では、このエントリーと似た感想なんだろうな…と感じます。
ファン層の裾野を広げようという姿勢が、やはり足りないのかもしれませんね…。
その意味では、ブログ研のメンバーの皆さんからボトムアップじゃないけれど、そういう地道だけど活動から、意識改革に繋げることって必要に思いますね。
2,000円って、微妙ですが、少し壁みたいなものを生んでいるような気が、やはりします。
今までやっていたことを今まで通りなら、無料でも良いかな?と個人的には感じますが…皆さんはどう感じていらっしゃるんでしょうかね。
入門者だから…と変な諦め感を持っていましたが、一方で少し高いかな?…とずっと前から感じていたDanchoでありました。
長々と乱文ですいません…。
ただ、私は将棋連盟(の職員)に普通のサービス業のような接客は難しいと思っていて、その点に関してはあきらめるようにしています。やはり民間企業とは違いますし、どんな団体にも長所短所や得手不得手があります。将棋連盟については私は長所だけを求めて、短所には目をつぶるというスタンスです。
無理やり例えると、接客はいいかげんだけど味だけは絶品のラーメン屋に入る前の心境と同じです。
それから解説会のおもしろさは、やはり解説者(と聞き手)によるところが大きいと思います。A級棋士の中でも「当たりはずれ」があると思っています。名人戦第五局解説会の木村八段-鈴木かんな女流のコンビが絶賛されていたのは他のブログにあるとおり。
2000円という金額については、ほぼ満席だったということですし、市民感覚としても妥当な額だと思います。極端に言えば、3000円でも満席になるならば、それでもよいということです。儲けすぎの件は、公益団体になってから議論することになるでしょうか。今はとにかく儲けてもらって、赤字団体にならないことを希望しています。
ファンサービスや普及は大切です。でも、大盤解説会にそれを求めるのは現時点では難しいかもしれません。職員のマンパワー的にも。今は、おまけのイベントという要素が強く、解説会があること自体を我々がありがたく思うという段階ですかね。ところで、無料にしたとしても、物理的に70人しか入れないので、かえって混雑して入れない人が出てきそうです。
なんだかんだ言っても今回の解説会には不満だったんですよね。お気持ち察します。その点は棋士のみなさんに上手な解説ができるように努力してもらうしかありません。書道と同じように。
私の提案としては、解説会の後に来客者にアンケートをとったらどうかなあと。
「どちらかに丸をつけてください。今回の解説会は、
おもしろかった・つまらなかった」
ずばり2択。
その結果を連盟HPに掲載し、解説者のギャラに反映する。
どうですか。やりすぎですか。
昨日のマイナビに関連して。
将棋連盟と正反対なのがLPSA。
こちらは、丁寧な接客ですが味は普通。
なかなか両立は難しいようです。
いろいろ書きすぎました。すみません。。。
だったら安いと思います。
だって、あれ、
『平手』でも2000円なんですもの
(また挑戦してみたいなぁ~~~・笑)
こんばんは、こてくんです。
大盤解説会が2000円・・・・・・・
ちゅうのは、こてくんにとっては、
微妙な数字です。
確かに・・・・・安いような安くないような
中途半端な金額で、
しかも『映画』よりは200円高い・・・・・・・。
確かに微妙すぎます。
1200円だったら、いいのかもしれませんが
・・・・・。
いや、しかし、神吉先生や山崎先生の解説だったら
3000円でも払いたくなるような、
面白い解説もあるし・・・・・・・・。
う~ん・・・・・・・。
わたしは、名人戦のあの凄い豪勢な大盤解説会
に行った事がないですから・・・・・・。(笑)
nanaponさんは、いい解説会を見たことが
あるという経験が、今回の場合
ちょっと裏目に出てしまったのかも
しれません。
『批判的』・・・・・・??
いえいえ、こういう意見が出る方が、まだ健全です。
わたしの場合、変に慣れてますので、
こんな意見がなかなか書けないんですよ。
ええ。(笑)
>将棋連盟の職員さん・・・・・
よくも悪くもあんなものです(笑)
『女流棋士スーパーサロン』で初めて連続2局指しを
提案したのは、わたしなのですが、
その時も、『前例がないですから』
と一旦突っぱねられそうなのを、
「じゃ、前例を取っ払えばどうでしょう??」
と言って、サービスで2局指してもらったのも、
環那ちゃんのサービス精神から来たもので・・・・・・・。
あっ、あの時は、まだ、「女流棋士スーパーサロン」が始まったばかりだったからなぁ~~~。
今思うと無茶ばかり言ってますなぁ~~~。
わたしも(笑)
PS・将棋のプロだったら、指導対局料も
『変動制』にしちゃったら
いいんです。
このランクだから、これくらい・・・・・じゃ
なくて・・・・・。
面白い棋士だから、3000円とか、
いまいちだから、200円とか・・・・・
(ぉぃぉぃっ)
連盟なんてこんなものだ、と言ってしまえばそれまでですが、いくら棋士達や女流棋士達が将棋祭りなどのイベントなんかでファンに対してサービスしても、総本山の将棋会館がこれじゃあ、どうしようもないではないですか。
だったら、棋士達は一切のファンサービスをやめて、ひたすら将棋会館で将棋だけ指していればいいのです。
誰かが言ってあげなければ気付かない、ってことは多々あります。ぼく自身だってそうです。
「プロ」と銘打つ存在がサービス業以外の何ものでもあるはずがありません。だから、ぼくはLPSAが「女子プロ」と付けたことに、すごい覚悟というか潔さというか、そういうものを感じたのです。
2000円が高いとか安いとか言うよりも、こんな待遇されたんじゃ、タダでも行く気になれません。
ファンに媚を売る必要はありません。
普通に感謝の気持ちを持って接すればそれでいいのです。普通に。
写真など対局開始時にばしゃばしゃ撮っているのを一枚もらってそこにサインを書いてもらう(遠隔地対局のうえにどちらかが関西となると厄介でしょうが)。
ぐらいでしょうか。もっとも長い一日の大盤解説会が1200円ぐらいだから、やっぱり高いね。明らかにマニア向きでしょうね。
これに関しては、皆様のご意見にも触発され、皆様のコメントを一部引用させていただいたりしつつ、続編を書こうと思ってます。(もう書き進めてます。)
ということで、もうしばらくお待ちください。