即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

棋は対話なり

2006年11月18日 01時47分56秒 | 将棋
将棋ソフト「ボナンザ」、トップ棋士と対局(朝日新聞) - goo ニュース

好きな将棋の言葉に『棋は対話なり』というのがあります。

一手一手指すことが、対話をしているのと同じということ。

『これ、結構いけると思うけど、どう思う?』

『そんな風にしか思わないの?心外だなあ。』

『ずいぶんと拘るねえ、しつこいなあ、なんでまた?』

『まじに問いかけてるのに、無視しやがってさ、別の話題持ち出すんじゃねえよ。
許せねえ、全く、ちょっと俺のこと、馬鹿にしてねえか?』

みたいな、盤をはさんでの丁々発止のコミュニケーション。

こんなはっつあん、くまさんみたいな日常的な会話、コミュニケーションでなく、
一手一手が、生き方や人間性にまで関わるようなシビアな対話になったりもするはず。
全人格否定の一手、みたいな。
そういうことも含めて、一流棋士の将棋は、奥が深いし面白い。

人間同士だからこういうことなんだけど、これがコンピュータ相手だったら、どうなるんでしょうか?対局にはなるけど、対話になるのだろうか?

それにしても勇気のある一手です。もし負けたらって考えると。。。
話題になるので、将棋界のため、という大きな気持ちの渡辺竜王

賞賛に値する見事な好手です。
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