即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

どちらが変人?

2007年08月17日 19時57分11秒 | 雑感
昨日の「冒険王」という記事に対して、
駒込っ子さんから、「そんな国民性」という共感コメントいただきました。
ありがとうございました。
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韓流スターが良いといえば、大騒ぎ。
ハンカチ王子が良いといえば、大騒ぎ。(野球なんか見てない)
はにかみ王子が良いといえば、大騒ぎ。(ゴルフはルールも知らん)
小泉が人気あるといえば、何をしてても支持率キープ。

じっと自分の感性を信じ楽しんでいる人間は時代遅れの変人。

これって、日本国民の国民性です。
マスコミが騒ぎ、まわりがそれにつられると自分たちも乗っていかないと妙に不安になるひとたちです。
『冒険王』に行った人々は、暑いとか混んでるとかが問題ではなく、行ったことで満足でしょうね、きっと。

ちなみに私自身は変人側を自負しております。
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駒込っ子さんと、同じです。
僕も変人です、きっと。

以前もハンカチ王子のことハニカミ王子のことも書きました。

例えば、冒険王のことで言えば、『モーニング娘。』ガッタスっていうフットサルチームが試合に出たりしていて、本当のファン、追っかけだったりすれば、冒険王に行くことは頷けます。
暑かろうが、メチャ混みであろうが、入場料払って、しっかり出かけて応援してください。

そういうのはいいです。

日本人特有の、
人と同じだと安心、という意識。

自分がない。
目立つことはよくない、という変な道徳観念。

いわゆる群集心理。集団的心理。

ベストセラーだから読んでおこう。
視聴率のいい番組だから、動員数新記録の映画だから、見ておかないと。
皆が入りたいと思っている人気の会社だから、入りたい。

大勢の中にいれば、自分だけに焦点が当たらない。

皆で渡れば怖くない。

同調する、尻馬にのる。

炎上みたいなことも、
はじめは、正否はともかくしっかり意見を言う人に乗っかって、
そうだ、そうだ、
●だ!△だ!、やれー、いけえ!(エスカレート)
と群れる群衆心理が原因。

他人はどうあれ、自分はこう思う、自分はこうする。
自己主張、自己表現、自己責任、自己実現。

そこがふにゃふにゃだと、結局、本末転倒になってしまう。
何のためなんだか意味不明になる。

変人でもいい。
浮いてしまってもかまわない。

何のためなの?
何が狙い?
何をしたいわけ?

本当にそう思う?
そうしたい?

自戒も含めてのことだけど、
ついつい人間大してよく考えず、安易な方向に流れがち。

なんていろいろ考えてきて、冒険王のことに戻るけど、

あんな暑くて、あんな混んでいて、
そんなとこ行くのなんて、全然安易な方向じゃないよ。
大変じゃないの?辛くないの?いやじゃないの?
それほど辛い思いまでして、それでも行きたいっていうの?
ほんとに、そうなのね?

じゃあ、仕方ないけど。
人のことつべこべ言える立場じゃないし。

なんてことで、史上最高の気温更新みたいですね。

何が、温暖(!)化?
地球熱帯化、と言い方変えたほうが、危機感が増すと思うけど、いかがでしょうか?
コメント (2)
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男女の能力差

2007年08月17日 19時54分15秒 | 将棋
以前「卒業と自立」という記事、書きました。

いろいろなところで、女流棋士の実力、ということについて皆考えていますね。

スポーツに関しては、男女の体力差があるので、別扱いで仕方ないと思うけど、将棋のような、頭脳スポーツっていうのは、男女一緒の扱いでもいいんじゃないかって意見が多い。
仕事だって、男女雇用機会均等法なわけだし、仕事だと男よりも優秀な女性は実際にたくさんいる。

以前片上五段いろいろ書かれていましたが、実力勝負の世界なわけだから、女性だと言って、甘くしてもらったり、ちやほやしたりするのは、ある意味おかしいというのもあります。
ちゃんと、同じ扱いで、奨励会に入って、四段になって、と、同じ土俵で勝負できる女流棋士がどんどん出てきて欲しいのは当然の流れ。
ただ、今のところは、はっきり男女の差が出てしまっているので、暫定措置としては仕方ないかもしれないけど、いつかそのうち、LPSAの方々も皆将棋連盟に戻り、男性棋士と同じ土俵で伍して戦う、という日が訪れて欲しいとも思います。
(ただ、ゴルフだって、シニアツアーだの、新人戦だのあるように、女流棋士だけの棋戦はあってもいい。)
また、普及の面で、今特にLPSAが一生懸命やっている方向については、女性という側面を生かし、同じ土俵にならず、続けてほしいところではあります。)

男女の差ということで、かなり深くて難しいけど、当時とっても参考になったブログ二つ。
bruckner05さんのブログmacskaさんのブログ

ここで、つい先日のニュース。

そろばん日本一、流山市の堀内祥加さん(高3)。
世界珠算暗算競技会へ。


広島県尾道市でそろばんの熱い戦い。平成19年度全日本珠算選手権大会速報

 各地から432名の選手を迎え、全珠連の真夏の珠典・平成19年度全日本珠算選手権大会は8月8日・そろばんの日に広島県尾道市の「びんご運動公園健康スポーツセンター」で開催された。
 広島では今回で3回目の開催となる全日本珠算選手権大会。
会場の尾道市「びんご運動公園健康スポーツセンター」には、地元広島県の選手66名を筆頭に、8歳の小学校3年生から57歳のベテランまで432名が集結した。また、はるばるハワイから4名の珠算選手が競技に参加し、熱戦を展開した。
 熱戦の結果、注目の個人総合競技優勝(そろばん日本一)には、土屋宏明選手(宮城県)と堀内祥加(ひろか)選手(千葉県)との1,500点満点による同点決勝が行われ、堀内祥加選手が初優勝を成し遂げた。

各競技の優勝は次のとおり。
個人総合競技
  堀内 祥加(千葉県)
読上暗算競技
  堀内 祥加(千葉県)
読上算競技
  糸数めぐみ(大阪府)
フラッシュ暗算競技
  石川 和枝(沖縄県)

ということで、この大会。
女性だけの大会でも、高校生の大会でもないんです。
全日本大会です。

そして結果は、若い女性ばかりが栄冠を。
(写真で見る限り、皆中高生かな?)

なぜ若い人ばかりなのか?

大人になってから一生懸命そろばんの練習してる人、あまりいないから?
(子供の人口の方が圧倒的に多いから?)

大人よりも子供(若い人)の方が(早指しと共通するのかもしれないけど)、感覚的に得意だから?

では、男性よりも女性の方が、というのは、なぜ?

そろばん、暗算、という脳の使い方が、女性向きだから?
頭の中に、算盤があって、指で動かしているイメージで、計算ができる。

これ、頭の中に将棋盤があって、イメージで把握する、考える、っていう目隠し将棋や、将棋のパターンだと思うけど。

単に、珠算の教室に通って、真剣にやっているのは女性の方が圧倒的に多い、っていうだけのことかもしれないし。

このあたりの分析、男女の脳の違い、向き不向き、など、誰かしてないのでしょうか?

いわゆる頭脳スポーツにおける男女の実力差。

囲碁は大体わかったのだけど、
チェスとかオセロとかバックギャモンとか、どうなんだろうか。
あるいは、モノポリーとか。

算数、とか、漢字コンテストとか、あるいは、かるた、とか。

ダーツやビリヤードになると、これは運動の分野かな。

TBSの筋肉番付で以前やっていた「数字ゲーム」とかは?
※1から30までの数字を一つか二つを言ってつぶしていく。
誰かが言ったのを言ったらアウト。
最後に言うはめになった人がアウト。

これは記憶力と戦略のゲーム。

それから、こんなゲームも見たことある。
5×5(6×6、7×7)の升目に、数字が1から25までバラバラに書いてあって、それを1から順に潰していく。早く全部潰した人が勝ち。

こんなのって、どうなんだろう?
頭使うって言うよりも、全体を見渡す視野と瞬時の判断。

こうなると、もぐらたたきは?

これだと、運動神経の分野も関係してくるから、男の方が得意?

地図の読めない女、とか、含めて、いろいろ難しいですよね、男女の特性、能力差って。

これは、将棋と言うゲームの特性、ということにもリンクしてきます。
他のいろんなゲーム(頭脳スポーツ)と比べて、将棋というのは、どういう特徴のゲームなのか。

またまた、悩みは深い熱帯夜です。
コメント (5)
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