NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

なぜ勉強しないの?(1)

2010年09月27日 23時43分39秒 | 保護者の方へ
子どもたちだけでなく大人もですが
どうして人によって能力の差があるのでしょうか。

それは努力をするかしないか(努力できるかできないか)
で、説明はできますが
では、どうして努力できる人と
できない人ができてしまうのでしょうか。


イチローや大鵬のようなスーパーマンは別として・・・(笑)
ごく普通の生活をしている人の中でも
どうして努力できる量に差が生じるのでしょうか。


それは、生まれもってのものも当然あると思います。
それを先天的な要因とすると
後天的な要因は生きていく上で次々と発生する欲求が
満たされていくことだと思います。


そもそも子どもたちの中にはなぜ
勉強する子としない子(やろうと思ってもできない子)が
いるのでしょうか。


マズローという学者が人間の欲求を
下記の5段階に分けて考えました。

1.衣食住などの「生理的欲求」
2.最低限のくらしをしたいと願う「安全の欲求」
3.集団に帰属していたいという「親和の欲求」
4.認知して欲しいという「自我の欲求」
5.創造的活動がしたいと願う「自己実現」のレベル

これらは1から順番に満たされていくものです。
赤ちゃんや幼児の頃は1と2の欲求で
小学生になる頃には3の段階から4の段階へと
欲求が変わってきます。

さて、では 「勉強がしたい!」 と思うのは
どの段階あたりの欲求でしょうか。


長くなりますので続きはまた。