NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

ミスなのか、理解不足なのか

2006年11月25日 07時40分30秒 | 学習塾経営
この仕事をしていて1番気をつかっている部分は
生徒の間違いをどう捉えるかということ。例えば下のような間違い。

6x=3
x=2

「こんな問題も出来ないのか!」と思われるかもしれないが
実は結構、引っかかる問題。
下手すると大人も勘違いするだろう。

問題なのは「間違い」のレベルなのか、「理解不足」のレベルなのかということ。
「あれ?6でわるのにそれで良かったっけ?」とひとこと言えば
直せるレベルなのであればひとまず問題ない。

それを「理解不足」と取り違え、同じような問題を何題もやらせるような
そんな指導にならないようにしなくてはいけない。

小学生レベルや、中学生の学習レベルでも同じようなことが
どの単元でも言える。
特にこちらが勝手に「学力の低い生徒だ」と思い違いしているケースが
多分にあるように感じている。

ケアレス、イージーミスなのか、それともそうでないのかをきちんと
見分けられる講師でないと永遠に空振りすることになりかねない。