NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

漢字検定を導入しているわけ

2006年11月11日 09時02分44秒 | 学習塾経営

うちの教室では漢字検定を斡旋、導入している。
がんばって勉強している生徒に聞いてみたところ、級を取得できるというのが
魅力的なようだ。特に小学生には良い目標になっている。

指導の面からみても、漢字の読み書きだけでなく
ことば(語彙)、知識、読解の要素がきちんと学習できるものになっている。
ただ単に読み物を読んで、設問に答えて・・・といった訓練をしているより
ずっと効果的な学習だと思うので導入している。

ある程度、教室で勉強の仕方を教えればあとは自分で自宅学習できるのも魅力。
漢字をみれば習っていなくとも何となく意味がわかるようになるし、
もしわからなければ辞書で調べてみる。
こうして辞書を使う習慣もつけることが出来る。
これは自立学習の第一歩だ。


それから、漢字は日本人の文化を象徴している。
漢字が持つ意味や、へんやつくりを学んでいくとそれがよくわかる。
日本人特有の脳の活性化にもつながると思う。