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二次元ノスタルジックとカルチャーショック

(画像は、お気に入りの”うどん屋”。本文とは無関係!)

今年、ベテランの声優でもある高木渉が、大河ドラマ「真田丸」において、
主人公、真田信繁(幸村)の義兄、小山田茂誠役を演じたこともあり。
色々と注目してしまう声優という職業。
近年は、TVアニメや海外ドラマだけでなく、
コンピュータゲームなどにも吹き替えシーンがある。
海外ドラマが好きで、比較的、TVアニメにも詳しいと思っていたので、
ある程度は知っているつもりだったけど。
ちょっと調べただけでも知らないことばかり。
例えば…。
少しずつ構図の違う絵をパラパラとめくっていくことで、
絵の中のキャラクターが動いているように見えるパラパラ漫画のように、
アニメーション(アニメ)は、
数十枚の原画を用意して動きのある映像を見せる技術。
そんなアニメのキャラが、何故、しゃべっているように感じるのか?
それは、目からの情報より、耳からの情報が優先されるから。
視覚より聴覚の方が、脳の反応速度が早い。
視覚が聴覚に引きずられている。
これは「知覚心理学」の話。

蛇足:
ずいぶんと昔に聞いた話だと。
子供を主人公にした映画作品の場合では…。
撮影に時間のかかる映像シーンを撮ってしまってから、
それから子供の映像パートを撮るという手法になるらしい(もしくは逆)。
子供は、半年から、1年ほどでの撮影期間でも成長していくからだ。
子供向けの番組に、アニメ作品が集中するのも分かるところ。
…などと、しみじみと思ったものです。
以前にも記しましたけど。
日本製のアニメ作品は、もはや世界的なブランド。
海外の放送局やネット配信、DVDタイトルなど。
ほぼ国内需要しか満たせないドラマやバラエティーより、
世界的に認知度の高い「日本のアニメ番組」を制作した方が使い回せる。
さらに言えば、アニメ番組では、
10年以上前の作品の続編を作るような場合でも、
登場人物の配役で考える必要がない。
(アニメのキャラクターは、年をとらないですから・・・ハイ)
そんな印象から、声優という仕事は、
年令という制約が、あまりない業界に思えていたけど。
近年は、アイドルタレントのように、
声優による楽曲が販売店に置かれるようになり、
状況も異なっているらしい。
アニメ番組とあわせての楽曲を感情移入しやすい若い女性(もしくは男性)が
歌えば、商業的な効果もあるから…なのかな?




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