The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

日本快勝!決勝トーナメント進出です!

2010-06-25 07:11:26 | ライフ
本田がまたやってくれました!


さらに、コロコロPKで御馴染みの、あの遠藤までが・・・


昨晩は16回目をむかえる『ボン・ションス』がありまして、


朝気がつけば、ここはどこ?ワタシは誰?状態!


3時半に起きるどころか、シッカリと6時まで寝ほうけてしまい、


ネットの記事で確認した次第♪


スバラシイ!ヨカッタ!!バンザーイ!!!


ヴァイキング・パワーをサムライ・パワーが封じ込めたってことでしょう!


さて、パラグアイ戦は何時だ?

ジャン・テヴネ!濃厚です!!

2010-06-24 16:17:01 | ワイン
マコン市の北部のクレッセ村とヴィレ村の間に挟まれた、


カンテーヌ村にジャン・テヴネの本拠地があると聞いております!


恐らく、マコンの中で最高の造り手の一つと考えられているジャン・テヴネは、


二つのドメーヌを平行して、運営しているとのこと・・・


一つは『ドメーヌ・エミリアン・ジレ』であり、


もう一つが『ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン』であります!


今回のプティ・モンドの2本目の白として、


その『ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン』の『2002 マコン・ヴィラージュ・カンテーヌ


 キュベ・トラディッション』を開けました!


これが、程よい熟成具合の、濃密極まりないマコンでして、


もし目隠しでしたら、何と答えるのでしょうか?・・・さて、どうでしょう??


それだけコンクで集中したワインでありました!


色合いは、輝きのある強い黄金色で、のっけから蜜柑畑に巣くう、


蜂から得られる蜂蜜の香りが立ち昇り、濃厚な味わいの黄色いフルーツと、


サンザシ、更には乾燥ハーブの香気を感じます!


フルーツはネットリと舌に絡みつきますが、


それでも飲み込んでみますと、ファーストインプレッションよりも後腐れなく、


そして、甘苦のフィニッシュがシャープに訪れます!


後は好みの問題でしょう♪


確かにブリジッド・バルドーはグラマラスでセクシーですが、


でも、全ての人が、彼女を好むわけではなく・・・(これってセクハラですか?)


これは良い喩えではないのですが、まあそうゆうことです!


さてさて、濃密マコンを貴方は、どのように受け止めるのでしょうか?



ヴァン・ド・アルザス キュベ・魚拓?

2010-06-23 21:26:45 | ワイン
先日のプティ・モンドでの事ですが、こんな感じの珍しい名前の、


ヴァン・ド・アルザスを開けてみました!


『キュベ・魚拓(ギョタク)』?なぜ魚拓なのか??


このアルザスの造り手は、マルクとクリストフのミットナハト


(ミッドナイト、深夜という意味らしい)兄弟と言いますが、


クリストフのカミサンが由佳夫人と言いまして、彼女が料理人だったという事もあり、


何とか、寿司とか和食全般に合うワインが出来ないものか?


と苦心惨憺して、出来上がったのが、この『キュベ・魚拓』なんですね・・・


その名の通り、エティケットには魚拓が描かれております!


品種はリースリング、ゲビュルツ、ピノ・グリ、ミュスカ、ピノ・ブラン、


の5種の混醸でして、辛口に引き締まったアルザスチックな味わいは、


確かに和食を意識した物と感じた次第!


この兄弟、なにしろ『マルセル・ダイス』のジャン・ミッシェル・ダイスとの


親交があるらしく、総体的なバランスとムードはビオ♪


素朴で、素直で、手造りって感じに溢れています!


今回のキュイジーヌでは、トマト素麺とハマグリとキャベツのホワイトソースとの


マリアージュがバッチリ!美味しくいただきました!


敢えて言いますと、上のクラスが如何なのか?確かめてみたい気がいたします!

2002 ボンヌ・マール ピエール・ベルトー

2010-06-22 23:16:10 | ワイン
古典的なシャンボールの造り手を列挙しなさい!


と問われれば、何番目かに絶対入ってくる造り手・・・


幾つかありますよね♪


オソラク『ドメーヌ・ピエール・ベルトー』は、その一つとして数えられるでしょう!


特にも、古典的という意味において・・・


その2002年物の『ボンヌ・マール』を、先日のマコTでご相伴に預かりました。


この造り手のフラッグシップは、もちろんボンヌ・マールになるわけですが、


秀逸なレザムルーズの存在も忘れてはいえません!


さて、ここの造り手の良さを知るには、相当なブルピノ飲みが必要でして、


端的に言えば、厄介な代物・・・


つまり、生真面目すぎて、尚且つ解けるまでの熟成時間が半端じゃないってこと、


なんですね・・・


その事を、ワタクシ数年前にご相伴に預かった、


1993年物のボンヌ・マールで思い知らされました!


で、今回2002年物のボンヌ・マールなんですが、


これが、意外や意外!見事に解けていまして、シャンボールの大地の風味宜しく、


素晴らしい状態で、飲むことが出来ました!


ピエール・ベルトー、いまや限られたマニア向けの感もあるのですが、


もし2002年並の、優れたヴィンテージを見つけた折には、


押さえておいて、隠しておくことをお勧めいたします!


くれぐれも、ジュブレイやフィクサンのドニ・ベルトーとお間違えにならないように!


老婆心ながら・・・

セシル・トランブレイのシャンボール・ミュジニ

2010-06-21 07:23:57 | ワイン
シャンボール・ミュジニのプルミエ・クリュ『レ・フースロット』がその地所であります!


ものの本によりますと、セシル・トランブレイは、


神様『アンリ・ジャイエ』の従兄弟の孫とのことで、


どうも、この『レ・フースロット』は代々ジャイエ家の畑だったそうなんですね・・・


アンリ・ジャイエの叔父(セシルの曽祖父)のエドワルド・ジャイエ、


そしてその娘(セシルの祖母)のルネ・ジャイエが、


ミッシェル・ノエラに賃貸でその地所を貸し出しておったそうですが、


近年その契約も終わり、2008年からは、


その孫娘セシル・トランブレイが完全元詰めを始めた、ということです・・・


さて、その2007年物(完全元詰め前)の『レ・フースロット』!


これは、実にエレガント系のシャンボールの見本のような味わいです。


どぎつい大地と土の風味が前面に出るのではなく、


むしろミネラルと美しい果実のアロマを楽しめます!


味わいは極めて繊細で、酸度が低く、しなやかなタンニンは分相応に主張しつつ、


加えてフィネスと言える、超絶バランスが見事なんですね・・・


シャンボールは女性的と、型にはめてはイケマセンとも言いましたが、


ここのシャンボールは、フェミニンでエレガントなスタイルの代表格と言えるでしょう!


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