The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

本日某所で陶芸ですか・・・

2009-10-24 07:44:17 | ライフ
本日秋晴れか?と思っていましたら・・・チョット曇っていますか?

せも朝の空気は凛としてキモチイイ~~!

本日は仕事が終わった後でK川のTさんの隠れ家『陶芸道場』へ直行!
そこで陶芸&ワイン会を企んでおります。

持参するワインは1998年産のポール・ミセの
ヴォーヌ・ロマネ・レ・バロウ♪グランクリュ街道に
ぴたっと張り付いたヴィラージュ物であります。

おそらく程よく熟しているやに思われます!

その会のラインナップは後ほど!

では出発!

空前の希少シャルムはエレガンスに徹す!

2009-10-23 06:11:17 | ワイン
実はコレ2006年のシャルム・シャンベルタンなんです・・・
と出展者が答えてもにわかにはその造り手を思い出せませんでした。

それは何故かと言いますとシャルムとしては極々希少な造り手・・・

そしてつい最近まで若い当主が急逝して以降、
そこの父親とアメリカからやってきた嫁さんとの遺産問題で
ゴタゴタ続きのドメーヌ・・・

その件のユベール・リニエのシャルム・シャンベルタンを
ご相伴いただく機会がありました。

ゴタゴタが解消して心機一転のこのドメーヌ!

それを象徴するかのごとくの一点の曇りもない
ピュアーでエレガントないかにもブルピノの見本のような
シャルム・シャンベルタンに仕上がっておりました。

2006年という果実の凝縮性の難しさを鑑みるに
このピノ・ノワールのスタイルは妥当な物と言えるでしょう!

ではその騒動前の造りと今とではどうなのか?
と問われれば、以前のユベールの方に
強い凝縮性やスケール感があったと言わざるを得ないでしょう・・・

まあスタイルの好き嫌いは兎も角として
この06’は非常に繊細で背筋の伸びた品格のスタイルで
若いうちに飲んでも楽しめ尚且つ待っても複雑なニュアンスを帯びつつ
楽しませてくれる逸品なんですね・・・

同日にいただいた06’エシェゾー ミュニレ・ジブールよりは
明らかに強いスタイルで余韻も長い・・・

実際ワタクシこれをこのドメーヌのフラッグシップと押す理由は
エレガンスの中にも色気と忘れがたいある種のグリップがあるということです。

貴重なワインを頂きました。

麗しのマグドレーヌ1981!

2009-10-22 23:12:48 | ワイン
正統なサンテミリオンで確かな熟成曲線を描いて
今ココにあるこのワインを大ぶりのワイングラスで飲める至福を思えば、
とにかく感謝するしかないわけです!

1981年・・・
思えばワタクシが盛岡へ帰ってきた年です!

翌年の大ヴィンテージの1982年と比べれば、
肩身の狭い1981年ですが、確かに軽めといえば軽めですが
果実のバランスは気持ちよく、楽しく熟成してくれる代物♪

ですから広義のクラレットで考えてみれば
極めてクラレットらしいワインと言わざるを得ないでしょう♪

正しくこの1981年産のシャトー・マグドレーヌはそんな感じの
サンテミリオンでした。

28年の熟成期間を持ってして華麗なメタモルフォーゼを遂げました!

エッジにはオレンジの縁取りが見える
薄めのレンガ色の色合いです。

トップにはシャボンの香りとオレンジの乾燥皮のニュアンスです!
セミドライのプラムと無花果の果実香・・・

グラスで30分ほど待ちますとドライビーフと微かなスー・ボワ!
クローヴをはじめとするオリエンタルな香辛料のアクセントが食欲をソソリマス!

世の中のシガラミを超越した味わいの佇まい
超然としてエレガント・・・

やはりワタクシ何はさておきマグドレーヌにゾッコンです!
またまた月光氏に感謝するしかないでしょう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

奇跡的に残っておりました!
しかもこの値段↓


エティケット無きワイン!

2009-10-22 21:34:02 | ワイン
この写真見てください・・・

ハイ!どこの何のワインでしょう?

ミネラリーな立ち上がりで土の風味と海草の香りが致します!
色合いはこの通りアンバーな縁取りの澄んだルビーを呈しております。

ややドライな果実の味わいは枯れてはいるものの
調和は見事と言わざるを得ません!

涼しげで不惜身命!無駄なものを一切そぎ落とした、
そこにはまるで熟成の高原部の頂上を越えた濃厚系のブルピノを
連想させるフィネスがあります!

しかしながら海草から繋がるアイラのモルトチックな表情は
やはり相当に熟成したペサックレオニャンと見るのが正解でしょう・・・

てことで、てゆーか
これも月光氏の仕掛けだからありうる事・・・

1951年物のシャトー・オー・ブリオンがそのワインでした!
(写真を拡大して見て下さい。中央にシャトー・オー・ブリオン
 右上に1951が見えます!)

その日は青山のボルドー狂氏の誕生セレヴレートを兼ねての集まりです。
この会の〆に登場したこのワイン・・・

厳しい、つらい年に誕生し58年の歳月を乗り切った
シブイさの中にも男らしさを感じるペサックレオニャン!

コレは正しくワインの古武士だ!

正しくこの日に相応しいワインと言えるでしょう♪

オメデトウございます!

べい茄子と若鶏のロースト、マスタードとバターのソース

2009-10-21 07:21:35 | キュイジーヌ
このキュイジーヌは白から赤への変わり目に出されました。

べい茄子を敷いてもちろんこれを軽く下焼きいたします。
ジックリと弱火でローストした若鶏とコラボして
ソースは特性のバターとマスタードで仕込むわけです。

これ・・・美味しくないわけないですよね!

合わせたワインは06’コルトン・シャルルマーニュ ブシャールから
05’シャサーニュ ルージュ ベルナール・モローの流れ!

これにて絶妙のマリアージュの完成です♪