The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

丸秘のシャンパーニュは蜜の味・・・

2008-03-07 23:50:13 | ワイン
酔った挙句にいってまえ!の乗りで書き込ませてもらいますが・・・
とにかく、美味しいシャンパーニュを飲みますと、シアワセの実感に浸れる訳です!
(もっともその瞬間だけで、ものの10分で現実に引き戻されますが・・・)

先日の、メインストリームの四階にあるイツモノ御店で、
そのシャンパーニュを御相伴にあずかりました。

なにやら、そのシャンパーニュはワケありのようすで、
ここに御紹介して良いのやら???

と言いながら、すでに書いているのですが・・・
ナゼそう思ったのか?それはI店長の一言!「これ、内緒のワインなんです」
「ええ~~!内緒?」
そう言われれば、なおさら調べたくなるのもワイヒートの行動パターン♪

なんと、ネットにも載っておりません!
しかも、からくりは分りませんが、このシャンパーニュの03’出荷のロット(2000の表記ナシ!)を抱えていた酒販店のコメントに「2003年にやっとリリースされました♪」と書かれてありました。

てことは、やはりこのシャンパーニュは内緒のワインなんだ・・・
だって、実際に2000出荷の86’ものを今現在飲んでいる訳ですから・・・
そういう事で、皆さん!コレはここだけの話にして下さい!

さてそのシャンパーニュは

1986 Champagne Brut Goutorbe Ay-Marme Gran Cru

1986の下に2000の表記があり、どうも新世紀の記念ボトルのようです!
アイのグランクリュの畑の葡萄のみを使用した模様・・・
ここの『エリザベート・アブリル』は引く手数多の垂涎のシャンパーニュなんですね1
とにかく、素晴らしい86’ものでした。

やや強めの泡のアタックです!
濃密な黄金の色合いで、微かにオレンジのニュアンスが見られます。
注ぎたてはグレープフルーツのトップに、僅かですがミネラルを感じます。
時間とともに、イエローフルーツの砂糖漬けやマンダリンオレンジのピール、
更にはヘーゼルナッツや焦げたようなクレーム・ド・ブリュレの香気が心地よし!
なにしろ、素直に美味しく、バランスが見事なんですね・・・

こうだから、分りますでしょ・・・
正しく至福のシャンパーニュでありました。

I神父には御馳走様でした♪