The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 ソラリス 信州シャルドネ 樽仕込 マンズワイン

2012-09-22 16:35:21 | ワイン
朝から一雨降って、真夏日は終わり、
やっと過しやすくなってきたようです。



連休前の花金ですが、一時今日は人込み逃れて外出を避けようか?
とも思ってはみましたが、この夕闇迫る大通りの雑踏を目にした途端、
その予定は未定となり、結局以前から気にはなっていましたあのお酒・・・



すなわち『08’ ソラリス 信州シャルドネ 樽仕込』を小脇に抱えて、
『想いZけ』さんへお邪魔をすることにいたしました。

で、到着したのは19時半、暑さ薄れても喉は渇く!
まずは天然モズクを使った超美味の『紅葉漬け』をビールで流し込みます。



そして、いつものお盆に乗った先付けの数々・・・
食用ほうずき、クリームチーズの味噌漬け、海老の酢の物、特製茄子田楽、
それに赤貝の燻製などなど・・・



これらに合わせたのは『美輪久保 甲州 百 マルサン葡萄酒』
個性的で濃厚な先付けのラインナップに爽やか、果実味系甲州がまた良く合うんだわ!



そして、こんな感じで一息ついたところで、
持ち込ませていただきました『ソラリス』の登場です。



さて、これまで何本のニッポン・シャルドネ飲んだか?さだかではないのですが、
ココで言えることは、『ソラリス』が一番ブルゴーニュ・シャルドネに近い印象ということ・・・

ニッポン・シャルドネがそうである事が、一概にイイ事とは言いませんが、
ピュアな果実、樽の利き方、酸味の広がり、柑橘を中心とした綺麗なアロマなど、
正しく見事なブルゴーニュに見紛うお味なんですね・・・

もちろん、値段もブルゴーニュ・シャルドネのプルミエクラスばりのお値段なのですが(汗)

さすれば、このワインにつきましては、今考えることは熟成すればどうなるのか?ということ!
まずは08’ですので18’まで待ってみることに致しましょう。

そしてその日は、中盤の『石巻のメジマグロの御造り』『鯖の八丁味噌煮込み』と合わせて頂きました。
もちろん、ブル・シャル似と言えども、見事なマリアージュ!



続いて登場した『2011 ベル・カント マスカット・ベリーA 山梨ワイン』と、
『鯖 八丁味噌』との相性もドウか?と一瞬思って迷いはしましたが、
素材を生かした薄味系ゆえ、『ソラリス』との相性の方がヨカッタ!

『ベル・カント』は『ベル・カント』で最後のお料理『山形村の短角牛のグリル』と合わせて、
これがベストマッチ!満足致したしだい!



それにしても、『ソラリス』はニッポン・シャルドネの『モノリスの塔』になりうるのか?
追い求めてみたいと思っております。