The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

三輪窪(みわくぼ) メルロ&プティ・ヴェルドー マルサン葡萄酒

2012-09-04 21:00:44 | ワイン
月曜日から『想いZけ』さんで、ニッポンワインを飲みました。

いつものように、県庁前でバスを降りて、桜山神社の参道を通りつつも、
その日は馴染みのお店を横目で見ながらも、右から左へ素通りをし、
興奮したサイのごとく、ただひたすら目的地へと向かったわけ!



たかだか500メートルほどの歩きでしたが、暑さと湿度で喉はカラッカラ!

いつもの、生ビール一杯が、命取りの二杯に・・・



で、前段のお料理はこの通り↓



ビールで喉を潤しまして、まずは一安心をしたところ、
今が旬の『秋刀魚の塩タタキ』が登場し、コレが旨かった!



ここで心地の良い酸味の、切れ味の鋭い『11’かざま甲州 辛口』を合わせます。
コレが劇的なマリアージュを見せまして、あっと言う間の秋刀魚完食!!!



続いてゼラチン豊富で、お肌ツルツル効果大の『カスペのフライ』が出てきまして、
店主氏に軽めの赤ワインをオーダーします。



これ以上お肌ツルツルになって、どうすんの?
などと、冗談をタレながら待っていますと、コレにあわせたワインは、
『2006 ルバイヤート ルージュ 丸藤葡萄酒工業』なんですわ・・・



程よい熟成香とスパイシーさが絡み合って、赤い果実のアロマも良し!
スタイリッシュな果実には、油を流すタンニンと、適度な酸味が備わっています。

そして料理の最後の二品『鯖の幽庵焼き』『鶏つくね焼き』が登場し、
気になっていました『みわくぼ メルロ&プティ・ヴェルドー マルサン葡萄酒』を合わせます。





この小さな葡萄生産者は白の『百』に続いて2度目ですが、
『百』も面白いワインでしたが、この赤も凄い!

素朴で、大地の風味を感じるトップがあって、プティ・ヴェルドーのスパイス感を搭載し、
メルロの黒系果実のふくよかなアロマが楽しめます。

味わいは、これまた個性豊かなメリハリと、ミディアムながらも肉感を楽しめ、
タンニンの張りもホドホドに、決してザラツクことなく、フィニッシュは極めてスムーズ!

そこへ持ってきて、2000円ポッキリの見事なコスパで、
造り手の良心を感ぜざるをえない心意気をミタ!

小さな造り手とのことですが、ニッポンワイン・ヒートは決して見逃さないように・・・

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