今年最初のワイン会『第132回 オテル・ド・ヤマダ』でも、
またまた個性派の日本ワインが登場いたしました。
『泡』の直ぐあとの、白の1本目・・・
そのワインは、滋賀県は低農薬、草生栽培、無添加、無ろ過の『にごりワイン』で有名な、
『ヒトミ・ワイナリ』の『タータル・ワイン No2 シャルドネ』であります。
識別番号のNo2とは、シャルドネの樹齢のくくりのようでして、
No2は樹齢16年の葡萄から造られているとのことなんですね・・・
このワイナリーは、自ら『にごりワイン』と謳っているほどですので、
すなわち超自然派ということでしょうが、この『タータル・ワイン』に関しましては、
造りの流れはナチュラル系のようですが、フレンチオークで樽発酵ののち、
そのオリと1年間接触熟成させ、樽上部の透明部分のみを、
調整せず生詰めするという方法で造られるとのことなんですね・・・
ですから、『にごりワイン』と謳えど、実際の色合いは意外に透明感が強い!
そして思いのほか濃厚なイエローを呈しております。
このワインが驚くべきシャルドネでして、ドコが凄いかと言いますと、
敢えてブルゴーニュ・シャルドネを意識していないのが凄い・・・
すなわち、飲んでみましても、誰一人としてシャルドネだとは思わない!
でも1本の白ワインとして、無視できないポテンシャルがある!
しかも時間とともに、複雑に変わる多様性がある!というわけです。
米麹の風味とミネラル感で、最初はさえぎられている本来のアロマですが、
グラスで待ちますと程なく、鼈甲飴とカリンの香りが見つけられます。
フルーツはギュッと辛口に引き締めてはいるのですが、これも待つことで、
次第にジュワッとした旨みが口腔を満たし、このワインは何だ?となるんですね・・・
やはり後になって、総体的な味わいの中に、そこはかとない『和』を感じるのは、
ワタクシだけではないようでして、『寒鱈のかぶら蒸し』と絶妙なマリアージュを見せてくれました。
一度試して見るべき、ニッポンワインの一つでしょう!
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2010年No.5は残っているようです↓
またまた個性派の日本ワインが登場いたしました。
『泡』の直ぐあとの、白の1本目・・・
そのワインは、滋賀県は低農薬、草生栽培、無添加、無ろ過の『にごりワイン』で有名な、
『ヒトミ・ワイナリ』の『タータル・ワイン No2 シャルドネ』であります。
識別番号のNo2とは、シャルドネの樹齢のくくりのようでして、
No2は樹齢16年の葡萄から造られているとのことなんですね・・・
このワイナリーは、自ら『にごりワイン』と謳っているほどですので、
すなわち超自然派ということでしょうが、この『タータル・ワイン』に関しましては、
造りの流れはナチュラル系のようですが、フレンチオークで樽発酵ののち、
そのオリと1年間接触熟成させ、樽上部の透明部分のみを、
調整せず生詰めするという方法で造られるとのことなんですね・・・
ですから、『にごりワイン』と謳えど、実際の色合いは意外に透明感が強い!
そして思いのほか濃厚なイエローを呈しております。
このワインが驚くべきシャルドネでして、ドコが凄いかと言いますと、
敢えてブルゴーニュ・シャルドネを意識していないのが凄い・・・
すなわち、飲んでみましても、誰一人としてシャルドネだとは思わない!
でも1本の白ワインとして、無視できないポテンシャルがある!
しかも時間とともに、複雑に変わる多様性がある!というわけです。
米麹の風味とミネラル感で、最初はさえぎられている本来のアロマですが、
グラスで待ちますと程なく、鼈甲飴とカリンの香りが見つけられます。
フルーツはギュッと辛口に引き締めてはいるのですが、これも待つことで、
次第にジュワッとした旨みが口腔を満たし、このワインは何だ?となるんですね・・・
やはり後になって、総体的な味わいの中に、そこはかとない『和』を感じるのは、
ワタクシだけではないようでして、『寒鱈のかぶら蒸し』と絶妙なマリアージュを見せてくれました。
一度試して見るべき、ニッポンワインの一つでしょう!
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2010年No.5は残っているようです↓
【ヒトミワイナリー】ターターワイン [2010] ディサーメントNO.4 シャルドネ |