The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2010 身土不ニ 今荘野畑ヴァインヤード ベリーA  バリックスタイル ヒトミワイナリー 滋賀

2011-11-27 10:51:34 | ワイン
昨晩は高校時代のバスケットボール仲間と一献を傾け、
いつもよりは少しばかりですが、多めにお酒をいただきました。

それでも、そんな仲間とのお酒はイイ酒でして、
アレだけ飲んでも朝から大丈夫・・・

ヒョットしたら、今の時点で未だ酔っているかもよ?
てな気分なんですね・・・

毎年この季節に昼はゲームをし、夜は酒盛りなのですが、
今年は皆さんの日程が折り合わず、酒盛りだけになりました。

話題の中心は『市民体の○校戦でのお前のシュートはコウだった・・・』とか、
『ラスト18秒前に逆転した後のディフェンスの陣形にミスがあった・・・』とか、
いずれバスケのハナシのみ!

毎年話す内容は同じ話題だけなのですが、何故か気分良く帰れるこの酒盛りは、
世知辛い年末の雑事の事どもの中にあって、オアシスみたいなものなんですね・・・

で、チョット寒めの小春日和に、気分良くPCに向かっているところであります。

さて、その前の日は、チョット珍しい『滋賀県』のビオ系風の『ベリーA』を開けてみました。

出張帰りの83’息子が久しぶりに家飲みに付き合うとのことで、
ビールのあとにそのワインを出したわけです。



『身土不ニ』とは『地のものを食せば、長生きができる』という意味、
今荘野畑地区は琵琶湖北の傾斜の有る土地で水はけがよく、
寒暖の差の有るマイクロクライメットともあいまって、
面白い葡萄が取れるということです。

そこのマスカット・ベリーAを使いフレンチオークの樽発酵、11ヶ月の樽熟成、
無濾過、未加熱で充填して仕上げたとのこと・・・

なぜにビオ系風と言ったかといいますと、第一印象が『ラピエール』のヌーヴォーに似ている!
これはワタクシだけの感想かもしれないのですが、そんな感じです!

あまやかなオークとベリーの風味が心地よく、
ミディアムなフルーツの甘さと酸度の下支えの妙?

グングン飲めて正気に帰る?
ファジーな味わいとモヤモヤの妖しさで心はラビリンスてな調子!

ワタクシの本流ではありませんが、こんな酒盛りも有りかもしれません!
気持ちよく飲ませていただきました。