The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2002 コート・ロティー ラ・ムーリンヌ ギガル

2011-11-24 05:57:34 | ワイン
『第131回 オテル・・・』の最後を飾ったのは『コート・デュ・ローヌ』のオオモノです。

『ギガル』には『コート・ロティ』の三つの畑があって、
『コート・ブリュンヌ』の『ラ・ランドンヌ』と『ラ・トュルク』
そして『コート・ブロンドー』の『ラ・ムーリンヌ』なんですね・・・

今回登場したのは、その中でも一番歴史の長い『ラ・ムーリンヌ』の2002年物でありました!





『もし無人島にワインを一本だけ持っていけるのなら、何を持っていくのか?と聞かれれば、
ワタシはコート・ロティ ラ・ムーリンヌを持って行く』と著名なワイン評論家が言ったそうですが、
もし85年が手元にあれば、何も考えずにワタクシもそうするかもよ!

などと、言うだけタダですから、言わせて貰いますが・・・

でもそれだけ、このワインには、もしワインの精霊がいるとすれば、
間違いなくこのワインにはソレが宿っている!

そんな気が致します!

細かいコメントは抜きにして、2002年物も凄かった!

濃密かつ芳醇、華麗にしてエレガント・・・
数ある賛美を並べても、なお言葉が足りないような気が致します。

そんな『ラ・ムーリンヌ』を飲みながら、
『オテル』の最後に素敵な時間を過させていただきました。



2008 ブラン・ド・ヴァランドロー No.1 AOC ボルドー

2011-11-24 00:07:57 | ワイン
『ジャン・リュック・テュニュヴァン』の『シャトー・ド・ヴァランドロー』が白ワインを生産、
ファースト・ヴィンテージは2003年とのことです!

なんと先日の『オテル・・・』に、T君がこのワインをご持参いただき、
ワタクシも御相伴に預かりました。

ソーヴィニヨン・ブラン30%、ソーヴィニヨン・グリ20%、セミヨン50%のセパージュで、
『AOC サンテミリオン』の白は有りませんので、アペラシオンはAOCボルドーとなるんですね!



グラスに注がれた色合いは、極めて色の薄いイエローですが、
きらきら輝く照りがあって、ピュアーなワインの佇まいなんですね・・・



グラスに注がれるなりの華やぎのアロマが心地よく、そこにはミネラルであったり、
パッションフルーツであったり、黄色いフルーツであったりなんですね・・・

果実はまるでブルゴーニュのようにスタイリッシュで軽やかで、
とても『ボルドー・ブラン』とは思えません!

じゃあ薄くて面白くないのか?と言いますと、これも一つのスタイル!
『サンテミリオン』といえば『モンブスケ・ブラン』とくる訳ですが、
このワインはむしろ対角に有るスタイルでしょう・・・

このワイン、酒販店で価格がいろいろあって、下記の様に適切な値段設定を選ぶべきでしょう!

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T商店にアリマシタ♪
[2008] ブラン・ド・ヴァランドロー No.1

[2008] ブラン・ド・ヴァランドロー No.1
価格:7,329円(税込、送料別)