The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2007 ハヤチネ・ゼーレ ツヴァイゲルトレーベ 樽熟成 エーデルワイン

2011-01-10 21:45:26 | ワイン
ワタクシ、このブログを開設して何年になるでしょうか?
ワインに関しての話題は、今までに1092項目を数えるようです。
しかしながら、地元のワインの話題は、後にも先にも今回が初めてなんですね・・・

2007 ハヤチネ・ゼーレ ツヴァイゲルトレーベ 樽熟成 エーデルワイン


このワインは、昨年の秋の遠野での民話の旅の帰りの道すがら、

『エーデルワイン』に寄らせて頂いたのですが、その時にシャトーで購入した物です。

説明するまでも無く『エーデルワイン』は、
岩手のワイン醸造では歴史のある醸造所(1962年から)であり、

この『ハヤチネ・ゼーレ』は各種ワイン品評会においても、毎年受賞経歴のある、
ここのシャトーの赤のプレステージと言えるでしょう。

濃厚なヴァイオレットから、ガーネットにグラデーションする美味しそうな色合いです。
トップに薫る適度な樽香が心地よく、それがミネラルとあまやかな果実と相まって、
肉系のキュイジーヌの食欲をそそります。
その香りの中には、大豆を炒った仄かなニュアンスが見つけられ、
それがどうして、醤油のニュアンスと気軽にあわせることができるわけ・・・
そいでもって、若鶏の焼き鳥ネギマともマリアージュすることが出来ました。
甘いタンニンも気持ちよく、この品種の特徴でもある、フィニッシュの纏わり付く後味も、
果実の持ち味でカヴァーする・・・
欲を言えば、今ひとつの酸度の広がりがあればと言う所でしょうか・・・

まずは、イロイロ制約がある中で、しかもドメーヌではない造りですが、
見事な『ツヴァイゲルトレーべ』だと思います。

『とにかく、最後の一滴まで、美味しい、楽しめるワインを造りたい!』
シャトー訪問のおり、そう言いましたI藤製造部長氏の言葉を思い出しました。

新年、本格始動です!

2011-01-10 09:54:56 | ライフ
さて、七草が終わり、松も明けまして、15日には『どんと祭』ですね・・・
そろそろ、御屠蘇気分もココまでにして、本格始動にしたいところ!

今年は仕事的にも、サマザマな懸案事項がありますが、
一つ一つシッカリとこなして行こうと思っております。

ところで、1月はワイン会月間なんですね、まずは1月16日(日)8:00からは、
第128回目を数えます『オテル・ド・ヤマダ』を開催いたします。

テーマは『冬の闇なべ』、すなわちオール・ブラインドのワイン会でして、
『グランヴァン』、『多国籍』、『同系列の品種』がキーワード♪
今回は、この季節に相応しい濃厚系のワインが並びます。
参加登録の御仁は『そこんとこ、ヨロシク!』って感じでしょうか!

そして、1月も後半の1月23日(土)7:30からは、
第62回目の『ワインとキュイジーヌの夕べ』を開催いたします。
ワインの中味は、今少しお待ちください。
いずれにしても、レストランの流れで、柔軟に対応致したいと考えております。
乞うご期待!というところでしょうか?
登録の御仁は、ご油断無きようにお願いいたします。

さて今年も、ワインの価格も気になるところですが、
一時の高騰ぶりは抑えられたとしても、、ワタクシ達ワインヒートにとっては不十分!
どうでしょうか?2000年前半のレベルまでは下がったように思えますが、
もう少し下がって欲しいと思うのは、ワタクシだけではないでしょう。

と言うような、戯言をのたまいながらも、行脚は続きます。
皆さん、今年もヨロシクお願いいたします!