The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 ピノ・ノワール ヤマザキ・ワイナリー 北海道 日本

2011-01-01 21:28:06 | ワイン
『ウスケボーイズ』を完読してから、日本ワインを飲む機会が増えました。

年末の『四恩醸造・山梨』の『窓辺・白』に続きまして、
年始に開けましたのが、実に一番難しいとされている日本のピノ・ノワールだったんですね・・・
北海道の『ヤマザキ・ワイナリー』の造りであります。


何故にそれを開けたのか?と言いますと、理由は二つ・・・
一つは、正月だけにボルドーの年代ものとも思ったのですが、
一緒に飲もうと思っていた相方が、トアル理由で飲めなくなったということ!
もう一つは、数年前にココのワイナリーの『ケルナー種』を、
仙北町のKさん宅でご相伴になり、その時にヒジョーに美味しく感じ、
ゼヒそのワイナリーの他品種も、飲みたいと日ごろ思っていたこと!なんですね・・・

麻I宇介氏は、ウスケ・ボーイズの一人に、嘗てこう言ったそうです『何でピノなんか植えるんだ!』

そのピノ・ノワールも、日本の幾つかの醸造所で生産されるようになりました。
そして今回の『ヤマザキ・ワイナリー』となったわけなんですね・・・

エッジに青みの残る、中程度のルビーの色合いです。

思いっきりロブマイヤーに注ぎまして、軽くステアー致しますと、
甘いカシスとベリーの香りに、締まったミネラルの風味を感じます。
アロマには複雑性は見られませんが、軽薄さも無し・・・
日本ピノの情報が入っていることもあり、敢えて言うなら何所かに見える『和風』のニュアンス!
でもそれは、悪い意味ではなく、ピノは間違いないのですが、ヒョットするとブル以外?
味わいはバランス的に甘みが強く、厳しく言えばエキスの不足と言えるか、言えないか?
なんですね・・・

相対的に言えば、『このピノ、何所の国でしょう?』と聞かれない限り、
『ブルピノでしょう!』と言うくらいのレベルを維持しており、
もしココに、宇介氏が生きていたなら『だいぶ良くなったな!』と言ってくれるはず!

ますます日本が面白くなってきました。

2011 Happy New Year!

2011-01-01 03:42:15 | ライフ

新年明けましておめでとうございます
皆様お揃いで、お健やかに、新年をお迎えの事と存じます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、雪の嵐が去って、朝日が昇るころには、穏やかな天候になるのでしょうか?

まあ、悪天候でもシッカリと雪を払い、来る日に備えるだけ・・・
いずれ、2011年の幕開けとなりました。

正月休みはあと3日、買い溜めた本を読みつつ、開けてみたいワインも飲みつつ、
雑念も整理しつつ、過したいと思っております。

ただ今、午前4時・・・
ナイトキャップに開けたビラールのクレマンが底を尽きました。

ソロソロオネムの時間です!

新年のワインは、また後ほどに致しましょう・・・
では!