戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

日本人人質事件

2015年01月21日 | 想うこと

イスラム国による、二人の日本人を人質にした、映像が昨日から流れています。

身代金を要求されていて、その額、二人で2億ドルだとか。

260億円くらい、ものすごい巨額です。

たぶん、払えないことを前提にしての、要求でしょう。

というのも、この人質事件、おかしなことがいくつも重なっているように思います。

もっとも、人質になっている二人の家族の方々の心配は大変なものだと、察します。

ですが、ネット上で話題になっているのは、映像が合成であろう、というものです。

スタジオで、ひょとしたらバラバラに撮られたものかもしれない、というはなしです。

それでも、ことの深刻さは変わらないだろうと思われますが、半年前に拘束されたわけですが、お二人の体調が良さそうに見えるのも不思議といえば不思議な話です。

切り札ですから、丁重に扱われていたのかもしれませんが。

それよりも、このタイミングというやつです。

首相が中東歴訪、そして、イスラエル入りしたときに、流されました。

日本という国が、テロとの戦いに、表だって参加するのだと表明する、理由づけになるようにも思えます。

さかんに流されているこの人質事件、表だけでは見えない企みがあるのでは、と穿った見方をしてしまいそうになります。

 

 


年配乾杯

2015年01月20日 | 想うこと

昨夜は、商店街の新年会がありました。

乾杯を、小さなグラスに入っている乾杯酒を、乾杯ですから、グッと一気に飲んだら、日本酒でした。

嫌いじゃないです。

とんでもない、大好きなお酒ですけれど・・・

乾杯酒としていただくとなると、口当たりといい、お腹に収まる具合といい、ヘビーなものがあります。

慣れだとも思いますが、グッと一息となると、ライトなお酒がよろしいようで。

けっこう頂きましたが、ぐるっと見回せば、若い人たちのいない商店街の集まりになっていました。

まず20代がいない、いや、30代もいない。

40代はぼちぼちみられますが、中心は、50代、60代の商店街になっています。

気がつけば、ですが。

中心商店街の活性化、とか真剣に論議されますが、結局のところ、継がせる、ということがなされていないわけです。

うちでも、息子に継がせる選択はできませんでしたが・・・。

 

 


焼き肉

2015年01月19日 | 想うこと

昨日の日曜日夕方、娘は友達と焼き肉を食いに行きました。

三福寺バイパスにある、比較的リーズナブルな焼き肉屋さんです。

なかなかの賑わいで、日曜日ですからね、少し待ってからテーブルに通されたそうです。

女子高生が、二人で、焼き肉を食べたわけです。

それで支払った代金は、4000円くらいだったということです。

ちょっと高いんじゃないか、と思いましたけれど、そんなもんかなと思って聞いたら・・・

一人、4000円だったということでした。

うっそだろー、てな反応です。

飲みもしないのに、まあ、ウーロン茶を二杯くらいは頼むかもしれませんが、高級焼き肉屋でもないのに、4000円とは何をどれだけ食べたのだろうかと、不思議に思ってしまいました。

うちでも、四人で焼き肉屋さんに行くばあい、私は値段が常に気になるので、注文の品が来るたび、レシートの合計金額をみます。

1万円が目安でして、私と妻は飲みますから、どうしても高くなってしまうのですが、一人につき2500円くらいならば、よしとしています。

それが、娘ときたら、女子高生ですよ、酒を飲みもしないのに、ずいぶんといったものです。

たぶん、単品で、これもほしいな、あれも食べたいな、と思うままに注文していったら、そうなってしまった、ということでしょう。

分からないでもないのですが・・・。

まあ、妻曰く、「いい勉強になったでしょう」、ということです。

そんなことばっかり勉強して、ですが・・・。

 


サザンでしょう

2015年01月18日 | 想うこと

サザンというより、桑田佳祐さんのことは、このブログでも何度か書いています。

数年前になるでしょうか、かつてほど声が出にくくなっているのでは、などと書いたのですが、そのあと、程なくして、咽頭癌であったことが公表されました。

そして、手術から見事な復活をみせて、以前にも増しての活躍をみせています。

サザンのファンとして嬉しいかぎりです。

桑田さんとは比較的年齢が近いこともあり、サザンがデビューしてから、ずうっと、彼らの音楽に親しんできました。

大好きな曲もたくさんあります。

カラオケでも彼らの曲を多く歌えます。

よって、曲の変遷も、テーマの変わりようも、それなりに理解しているつもりです。

基本的には変わりませんが・・・。

思うに、今回の騒動は・・・

まず、彼らも私も、”団塊世代”の”後の世代”だということです。

私たちの後には、すでに死語かもしれませんが、”新人類”がいます。

私たちは、そういう点では、”谷間の世代”、と言えるかもしれません。

どういう意味かと申しますと、これといって特徴のない世代です。

ただし共通しているのは、”おもしろがり”、だということです。

あまり褒められたものではないかもしれませんが、『色々なものを茶化して楽しむ』、という傾向が見られます。

それは、前の世代の暑苦しい主張に辟易したせいかもしれません。

社会の変革を夢見行動し、あげくは挫折、もしくはひより、した世代の”カッコ悪さ”を身を以て知っている世代であります。

どちらにせよ、熱く語る割には醒めているのです。

私も特にですが。

厭世的なのに、楽していたい世代です。

私だけかもしれませんが。

桑田さんの、紅白や年越しライブでのパフォーマンスは、彼の言うところの、「他意はない」、だと思います。

おもしろがっただけ、かもしれません。

ただし、それによって、怒り出す人たちがいるだろうことは、ある意味、リスクをともなうだろうことを覚悟していなかったのかと、不思議な気がしますが。

フランスでの風刺と同じような状況を生んだのかもしれません。

それにしても、後の、現況ですが、謝罪等は、”カッコ悪い”、と私にも映ってしまいました。

 

 

 

 

 


震災から20年

2015年01月17日 | 想うこと

神戸淡路大震災から、20年が経ちました。

うちの息子は、大震災のやく一月前に生まれましたから、妻と息子は、その日妻の実家に居ました。

私は、いつものように顔を見に行きましたところ、居間のテレビに、所々大きな黒煙を上げている神戸の街を観て驚きました。

まるで、神戸が空襲を受けているように見えたのです。

続いて、高速道路の高架が横倒しになっている映像を見て、現実の日本なのかと目を疑いました。

思えば、それまで、平和な日を過ごしてきたということです。

神戸の大震災は、安定していると思えた日常が、一瞬にして消え去るのだと、思い知らされた災害でもありました。

それからは、ご存じのように、至るところで大災害が起きています。

ある意味、神戸淡路大震災は、時代の変わり目だったのかもしれません。

この二十年の間に、9.11のテロがあり、リーマンショックがあり、東日本大震災がありました。

足下だけでなく、経済的にも、不安定な時代に入ったのです。

今日、『イントゥー・ザ・ストーム』というビデオを観たのですが、その中でも、「一生に一度の嵐が、一年に一度起きるようになった」というセリフが出てきました。

アメリカ人も同じようなことを感じているのだな、と思ったしだいです。

この現状が、特別な期間なのだと、はやく分かれば嬉しいのですが・・・。

 

 


タイヤと相談

2015年01月16日 | 想うこと

 

昨日の雪降りにより、今日の昼頃まで、道路にも雪がありました。

走りにくいこと。

うちのライトバンのスタッドレスタイヤは、4シーズン目を迎えています。

昨シーズンで廃棄しようと、昨年の4月終わりまで履いていました。

それでも、もったいなくて、お金もですが、今シーズンは雪がそれほど降らないだろうと思い、昨年の11月初めにスタッドレスに換えました。

それが、これほどまでに雪道を走らなければならなくなるとは。

大丈夫かいな、と時々心配になりますが、なんとか問題なく走っています。

来シーズンこそは換えようと思っていますが、まだこのタイヤで三ヶ月は走らなければなりません。

この冬は、例年より暖かい気はするのですが、雪だけはとても多いシーズンです。


厳しい環境

2015年01月15日 | 想うこと

いや~、焦りました、大雪じゃないですか、一月ぶりの。

一気に夕方の3時間くらいで、15センチは積もってしまいました。

どこまで続くのだ、と心配していましたら、止みました。

セーフです。

というのも、裏屋根は、一月前の雪がまだ50センチ以上ありまして、その上に積もっていきましたから。

それも、水分を多く含んだ重い雪が。

ううちの家の構造は、表、中、裏、とわけることができまして、表は、40年ほど前に建て替えている、比較的新しい造りです。

それでも、バリバリ昭和の建物ですが。

中は、百年以上経っている、旧商家の建物で、一番安定しています。

問題なのは裏でして、こちらへ引っ越してきたとき、60年前だということですが、蔵前の庭だったところに、掘っ立て小屋を建てました。

急拵えの建物ですから、構造上は一番弱いところです。

かつては作業場で現在は使っていないのですが、その屋根の上に、1メートルくらいの雪が積もっているのです。

溶けない雪が。

たぶん、春になるまで溶けないでしょう。

すでに雨樋は傷んでいるようですが、なんとか潰れずにいてほしいと願っています。

もっていただきたいものです。

それにしても、日本という名のつく国土は、なんと自然災害の多いところなのでしょう。

世界でもまれな火山大国で、地震も全国津々浦々頻繁に起きます。

そして、台風の通り道に列島があります。

世界的にみても、自然災害の多発地域なのでしょう。

ある意味、吹きだまりの地域なのです。

世界の果ての場所なのでしょう。

そんな場所に私たちは生きているのです。

ですから、生き抜く智恵として、生活の隅々にまで、決めごとを拵えてきたのでしょう。

また、なるべく軋轢を生まないよう、なんといっても生きていくのが大変なんですから、生活態度の取り決めを守ってきたのでしょう。

だからこそ、この終末的な世界にとっての模範になりえるのではと、私的には、考えます。

夕方のニュースで、奇しくも、武田先生が仰いました。

かつてはフランス内だけで収まっていた理念だけれど、現在は世界に開放されてしまうから、収まらなくなってしまったのでは、と。

だと思います。

イスラム圏だけでなく、中国でもそうでしょうし、この日本でも、発言にタブーはあるのです。

そこを慮って、話し合うのが必要だと考えます。

 

 

 

 

 

 


思惑通り・・・?

2015年01月14日 | 想うこと

今朝はひさびさに冷え込みました。

日中、陽が差すこともあったのですが、一日中寒い日でした。

たぶん真冬日。

雪は溶けません。

陽の当たらない場所、裏屋根などに積もった雪は、氷のようになっています。

少し溶けると、雪降る日が続き、という具合に、同じかさのままあり続けています。

ただし、そんなことが心配になるなら、平和なのだということです。

フランスのパリでは、新たなるテロに備えて、厳戒態勢がひかれているみたいです。

盗聴まで行うと宣言しておりますし、自由、平等、博愛、を守るために、民衆への締め付けを強化しているという皮肉な現状です。

イスラム教徒への迫害も、あまり表に出ないでしょうが、続いているようですし、テロを画策したものたちの思惑通りの展開なのではないでしょうか。

今回のテロで狙われた食堂は、ユダヤ系の方が経営している店だとかで、犠牲になった方々のなかにはユダヤ系の人が多かったようです。

これもあまり報道されませんが、現在、フランスからイスラエルに引っ越されるユダヤ人が多いとか。

派手な表舞台の裏では何が着々と進んでいるのでしょうか・・・。

 


馬鹿になれ~

2015年01月13日 | 想うこと

フランスで、言論の自由を守るためのデモが行われ、数百万人が集ったとか。

風刺専門の新聞社が襲われ、同時テロが起こり、それに抗議してのことです。

各国の首脳も集まり、自由、平等、博愛、の精神を守るイベントが高らかに行われています。

どこの放送局のニュースも、その話題が一番にきているでしょう。

それが一番重要ななことかどうかは別にして、世界で、現在、何が行われているか、というのを知る大切なところです。

フジテレビの夕方ニュースを見ていて、たしかにその話題はトップでしたけれど、終わり間際に、全国ニュースで、東京DLで、アナ雪のイベントが行われているのが流れました。

フジテレビとしては、そのことをどうしても視聴者に伝えたかったのでしょう。

その熱意は感じました。

・・・

昨日のニュースでも、成人式のことが話題になりました。

それは当然です。

が、どこでも、浦安市では東京DLで・・・というのが流れました。

それは毎年恒例のことですから。

二十歳の若者が、「ミッキーがかわいくて~」と、とても幸せそうなコメントを出していました。

羨ましいですね~、ということなのでしょう。

オヤジになった私の偏見でそれを読み解くに・・・

”日本の若者よ、馬鹿になりなさい”、ということなのでしょう。

世界でいま何が起こっているか、から目をそらしていなさい、とでもいっているのでしょう。

もっとも、バラエティーなら良いと思うのです。

私個人も、DLは大好きです。

が、わざわざ全国ニュースで流すことでしょうか。

よほど、話題のない日本なのでしょう。

妻曰く、「隠したいことがあるから・・・」

そう勘繰られてもしょうがないようですね。

もっとも、言論の自由を守るために、というスローガンも、世界的に盛り上げようとするなら、全面的には信用できません。

それは、発言、記事によって、激しく傷つく方もいるからです。

件の風刺専門誌にも、”日本では、福島によって、六本腕の力士が登場した”、という風刺漫画も掲載されました。

言論の自由は守られなければならないものです。

気に入らないからといって、社会のためにならないからといって、”本”を焼いてしまうような世界になってはいけません。

ですけれど、それを表現することで、どれだけの人を傷つけ悲しませるのだ、ということを意識する必要はあるでしょう。

報復を受けたとしても、そもそも煽っているでしょう、といわざる得ないのでは・・・。

喧嘩を売っているのはどちらなのか、ということも考えなければならないのでは、と。

繰り返し書きますが、”本”を焼くような社会は、恐ろしい世界です。

自ら口を縫いつけてしまったような、おぞましい世界だと思います。

だけれども、多様化というならば、寛容な社会というならば、人は違うのだ、ということの意味をしっかり把握する必要があるでしょう。

許せない、というのは、人によって違うのですから。

・・・まあ、そんな難しいことを考えないで、「ミッキーかわいいー」、と馬鹿になるのが、いまの日本に必要なことなのかもしれませんが・・・。

 

 

 


いまだけ騒ぎ

2015年01月12日 | 想うこと

昨夜は、息子が中学野球部の時の父母たちとの新年会がありました。

懐かしい面々と語り合い楽しい時を過ごしました。

途中、当の息子たちが乱入してきまして、お店は一気に盛り上がりました。

二十歳になった息子たちが、その親たちと一緒に飲んだわけです。

粋な計らいをしてもらえたものです。

学生もいれば、社会人もいるし、二十歳の若者たちです。

飲んで騒ぐこと、どのお父さんたちも、私も含めてですが、照れくさい思いで眺めていました。

まあ、自分もそうだったわけですから、何も言えないということです。

それでも、大学生と比べれば、すでに社会に出て働いている若者は、ずいぶん落ち着いてみえました。

なかの一人は、勉強しておけば良かったな~、と愚痴っておりました。

まだ学生であることが羨ましく見えたのでしょう。

宴が終わり、私たちは帰ったのですが、眠りにつこうとしたとき、息子が友達を数人連れて家に入ってきました。

私たち夫婦と娘は二階で寝ているのですが、一階の茶の間で、二十歳の若者たちの三次会が始まったのです。

最初の頃は気を遣い静かに話していたと思います、が、ゲームらしきものが始まってからは、大騒ぎです。

例の罰ゲームもあるらしく、夕方から飲んでいる上に、少しつつですが強い酒をあおり、ますます声は大きくなっていきました。

女の子も数人いたらしく、甲高い声も聞こえてきました。

それが朝まで続いたのです。

宴が終了したのは、朝の6時ころだったです。

息子は自宅のため遠慮して飲まなかったということでしたが、撃沈した友達を介抱し、女の子たちを家まで送ったりしたそうです。

早朝に。

そんなわけで、私も妻もあまり眠ることはできませんでしたが、気分は悪くなかったです。

男も女も含めて、友達との繋がりを大切にしてほしいと、思ってしまいました。