シライマコトの戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

都市伝説映画だった……

2023年12月07日 | 映画

雨降りです。

時折ですが、この時期にしては、暖かい雨だと言えます。

昨日は気温が10度℃以上になった晴天でしたし、明日から平年を大きく上回る気温の日々になるそうです。

もちろん天気も良いと。

私的には嬉しいのですが、これもおかしな気候のなせることなのでしょうか。

今朝の近景。

特に意味のない画像でした。

さて……動画配信のコンテンツなのですが……

簡単に言って、サブスクで見る映画作品ですけれど、ディズニープラスを覗いていたら、インディージョーンズシリーズの最新作、『運命のダイヤル』がアップされていました。

半年くらい前に公開された作品です。

映画館で鑑賞したいと思っていてできなかった作品です。

さっそく観てみました。

とても面白く見ることができました。

感想は、月曜日くらいにユーチューブにアップする予定です。

それを見てくださればいいのですが、ひとつだけ記すならば、古き良き時代シネマのテイストがありました。

監督は違いますが、スピルバーグがインディーシリーズで描いていた世界です。

懐かしいとともに、改めて、こういう風潮の映画も良いモノだなと思い直したのです。

というのも、最近の映画は、『よりリアルに!』の志向が強いです。

画面もドキュメンタリータッチというか、フリーで撮っているのが多いですし、描写は現実を目の当たりしたようになっています。

それが見る者に刺激を与えるため、リアリティーのない映像は物足りなく感じてしまいます。

それを、自分の中で、端的に示したのが……

これもインディーシリーズの第四作目、『クリスタルスカル』なのですが、この作品は、2008年当時、鑑賞しています。

とても面白い作品でした。

これを、3年ほど前、見直そうと思ったのです。

見始めて、飽きてしまいました。

アンリアルな描写に。

型で見せている、という印象が強かったのです。

スピルバーグ特有のわざとらしい演出が鼻につき、その当時、最初の10分で見るのを止めてしまいました。

リアリティーが強い映画の描写に慣れてしまっていたのですね。

なので、今回、運命のダイヤルを見るのに少し躊躇いがありました。

結果、満足してみることができたのですが。

それ以上に得るものも多かったのです。

続いて、10分で見るのを止めた、クリスタルスカルに再び挑戦しました。

最初の銃撃シーンでこちらのテンションが少し下がったのですが、見続けたところ、徐々に入り込んでいき、最後まで楽しめました。

公開当時見ているのに、といって、15年ぶりに見たわけですから、重大シーンしか覚えていませんから、けっこう新鮮な気持ちで見られました。

そして気がついたのは、この作品、後にブームになり未だ続いている、” 都市伝説 ”を先取りしていました。

ひょっとしたら、この作品が、ブームの火付け役だったのかもしれません。

さすが、スピルバーグ、といったところです。

二作品とも、お勧めできます、超娯楽作品として。

 

 

 

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