普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

金美齢さんの「維新の会」に騙される勿れ

2012-05-04 16:40:27 | 自民党
・維新の会をちゃやほやする前に、頼り無い民主党を選んだ反省をしろ・若い政治家が総て良か・安倍首相待望論
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 「Will」で表記の金美齢さんの記事を見つけました。
その内容は民主党政権、維新の会の批判と安倍晋三さんの待望論です。
たまたま私のブログに「久々に来てみたら民主党から橋下に宗旨替えかい--」と言ういつもと似たようなコメントが来ていました。
その理由は殆どのブログが特定の党の支持か批判一本なのに、私の場合は特定の思想や宗教に支配または束縛されている政党(詰まり言っても書いても無駄な政党)以外に就いては、是々非々の立場で良い所は良いまずい所は不味いと評価しているので、コメントされた方のようにたまに訪問した時に、たまたまある党の良い所を評価した時に、上記のような「前のお前の立場と今とは違う」とのコメントを頂くことが時々あるのです。
それで普通のおっさんを自称、ブログランキング低迷の私の基本的な考え方を聴いても大した意味はありませんが、訪問された方の私の記事の理解のために金さんの考え方と私の考え方を比較して見ました。
[維新の会批判]
・金さんの趣旨:民主党政権に騙された愚を維新の会で繰り返すな。
私の意見:郵政選挙の自民党大勝、衆院選での民主党大勝を繰り返さないため
で、大阪維新の会が次の衆院選で政権を取れないが、その政策は国政に大きな影響を及ぼすかも知れません。報道される維新の会の公約は良い所もありますが、首を捻る所ま多いようです。マスコミ、特にテレビは郵政選挙や安倍・麻生さんの選挙時の報道の反省に立って、橋下さんの言動を追うばかりでなく、大阪維新の会の公約をもっと詳しく報道し、是々非々で評価、批判をもっとして、国民の判断を誤らせないようにすべきだと思います。と金さんと似た主張をして来ました。
[民主党批判]
・金さん:「たかじんのそこまで言って委員会」で三宅さんなどは一度民主党に政権を取らせたたらと言ったが、金さんは断固として反対した。何故なら民主党には国家観がないからだ。
 私:小泉さんの郵政選挙の時に当時代表だった岡田さんが消費税増税を主張するなど真面目なやり方と、選挙区の北橋さんが私が兼ねてから支持していた民社党出身のため、北橋さんに投票。 (前記ブログ参照)
 前回の衆院選:当時政権党の自民党から反対するなら対案を出せと言うのに中々出さず、渋々出しても実行不可能なもの、何度も書いたように公務員経費削減公約のインチキ性、選挙前の日教組、自治労などの協力依頼の報道、韓国大統領への外国人参政権付与の約束、国会中の中国への大派遣団などなどから民主党に政権は任せられないと思ったことから選挙区の麻生さんへ投票。
[若い政治家批判]
金さん:民主党、維新の会でも候補者が若ければ良いというものではないとして自民党の後藤田さんの例を挙げ、政治家の能力も無いのに1億円の給料は勿体ないとした。 (水野真紀さんと言う美人の奥さんを持ちながら、女性問題から少し霞かけているようです。なお金さんは原口さんの「民主党に政権を任せろ」発言を引用していましたが、彼も小沢さん問題で何回も発言の振れから影が薄くなりかけているようです。)
私:私は民主党が野党の時代からテレビの露出度が高かった原口、長妻、長島、渡辺周、細野、古川、馬渕各氏など民主党の若手政治家が良く勉強しているし、率直なところに好印象を持っていました。そして何時かは彼らが民主党の中心になることを期待していました。
 問題は彼らと政権与党の自民党との話し合いでは、こじれた問題も何とかなりそうな気がしたことも多くありましたが、それが党に帰ると話が反対になることがありました。
 そして政権を獲得した後の彼らは鳩山・菅・小沢さんなど古手から発破を掛けられ、官僚達に民主党の方針に従う旨の誓約書を出せと脅し(実際は出さなかった)に煽られて、若手の政治家達は政務三役の名で各省で自分で手を出した大失敗しました。
 金さんの意見のように、彼らは自分の限度を知って、信用できる先輩の意見を聞き、道を誤らぬようにすべきです。
 後から思ったのですが霞が関に乗り出す前に、財界で唯一の民主党支援者だった稲森さんから経営者・管理者の心得を良く訊くべきだったと思います。
 私は金さんと違って各政党も若手の政治家を入れその教育につとめるべきだと思います。
[安倍首相待望論]
金さん:最後の結論として安倍さんが辞職した時から彼の十年後の再起を期待していた。
その理由はしっかりした国家観を持ち他人への気配りがあること。
 但し彼が靖国神社へ参拝しなかったが、今度首相になれば参拝すること。
私:安倍さんへのお友達内閣批判、小泉改革の継承、政治と金の批判を浴びた閣僚を庇い過ぎたことなど見て、彼が在任当時から何時か一度首相を辞して再起を図るべきと書きました。
 その理由は教育基本法、国民投票法成立など大きな仕事をし、主張する外交のために情報機関の設置など主張、今の小中学校の荒れの問題の基本的な責任は親にあると明らかにしたこと、その政策の大きさを感じたからです。
 私は金さんの主張とは逆に、安倍さんが靖国参拝を避け、就任直後中国、韓国に自らでかけたことに、彼の人間の幅を感じました。
 問題は彼の辞め方、小沢さんから苛められ、それが原因で身体を壊したように思われ、所信表明演説直前に辞職し、ネット上ではアホ呼ばわりされていることです。
 それと安倍さんが勢いを増せば、彼の宿敵の朝日新聞が彼の批判を再開する可能性が高いことです。
 その理由はNHKの慰安婦模擬裁判放送に、安倍さんと中川さんが介入したとの朝日の誤報に対して、二人から何度も抗議を受けその都度、裁判に持ち込むからと返答を避け、遂に頬被りをし通さねばならなかって言う(朝日から言えば二人から苛められたと言う)因縁があるからです。
 それ後の選挙中の赤城さんの「絆創膏報道」、執拗な中川さんの朦朧会見報道に繋がっているからです。
 私は朝日から目を付けられているのは優れた政治家の証明だと思いますが、結果的には韓国の慰安婦問題を日本の外交政策に組み入れるなどに終わった安倍さんの慰安婦批判発言(私は安倍さんの意見に賛成ですが、政治家としては安倍さん自身の言うように日本の情報発信力の強化に力を尽くすべきでした。)のように「喧嘩腰が強い」余り余計なエネルギーを使ったり、足を引っ張られないように、注意すべきだと思います。
 私はいずれにしても自民党は不人気の谷垣さんから安倍さんか石破さんなど総裁を取り替える時期に来ていると思うのですが、果たして。

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