手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

消費税問題   私は増税賛成です

2013-08-27 18:56:03 | 政治
 消費税増税について首相の決断が迫られている。意見を聞く会なども開催され、かなり緊迫した空気が流れている。

 安倍総理になって、思い切った政治手法が展開され、株価は大きく伸び、輸出も好調になった。しかし、輸出好景気の恩恵が庶民の生活に届いていない。

 これがネックになっている。バブル期には企業は儲けを賃上げに大きくむけていた。それが現在は年末闘争で若干のと手当てをしたけれど、労働者にとって好況が反映している実感に遠いものだった。中小企業では全くその余裕すら生まれなかった。ここに問題がある。

 大企業で大きな利益を上げたところは多い。しかし、賃上げとか、設備投資にその利益を回していないのだ。今の金融市場の不安定さがその元凶だと思う。円相場の動向は全く油断ができなくて、円高が来た時を想定しての内部保留が大きくなっているのだと思う。一定の準備は済んでいるはずだけれど、賃上げ、設備投資に回さない。だから庶民には何の恩恵もなくて、その上での増税と聞こえてくるのだ。

 しかし、日本の国家的債務は増えるばかりになっている。国民の保有している財産はその債務を消して余りあるものになっているはずだ。しかし、最近の雇用状況とか、高齢化で、貧困層も確実に増えている。


 高齢化は確実に増えている。同時に介護を必要とする老人も増えている。国の財政が厳しいから、国民の預貯金を吐き出して国を救ってというわけにもいかない。

 残されている道は、消費税の増税だけだ。だた、大企業を儲け放題にすることもおかしい。更に、本当に苦しい層の方にさらに苦しみを加速させるのもつらいところだ。

 消費税の定率減税をして、生活必需品の特に生鮮食料などでの消費税減税があっていいと思う。そして、消費税は社会保障で使われるような、目的税としての使途を明確にして行ってはどうかと思う。

 反対は必ずある。しかし、今は政治的決断が必要な時だと思う。消費税は世界各国で実施されていて、日本はとりわけ税率が低いのだ。

 いろいろの意見はあっても、私は実施に賛成する。
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