手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

原則論だけでは世の中は動かない   

2015-12-10 19:50:21 | 政治
 戦争は絶対反対。国民のみんなが思っている。そんな中で集団的自衛権の問題が出てきた。確かに憲法9条の拡大解釈となる。しかし、それで戦争の準備、軍国主義への回帰と断ずるのはおかしいと思う。戦争にはあくまで反対でいいのです。しかし、国の安全を守るための自衛を放棄して、それを諸外国が立派だといって日本に手出しをしないということは考えられない。尖閣諸島の現実を考えてみると、日米同盟があって日本領としてようやく維持されている。それでも領海侵犯が相変わらずつづけらりれている。航空自衛隊のスクランブル出動も年々増えている。ということは、領空侵犯を狙うどこかの国の飛行機が多くなっているということだ。赤サンゴの密猟が日本の領海内にまで及んでいるようだ。今の現状でこの状態なら、自衛力放棄したらやられ放題になりかねない。

 沖縄の普天間飛行場の危険をなくするために、辺野古移転を過去に二回沖縄は承認してきていた。あの鳩山氏の無責任発言で中断し、しかし改めて承認され工事が着工している中で、現在の知事が反対し、亦工事が遅れている。沖縄から米軍基地をなくせという。日本は独立国なのだから、当然アメリカの軍事基地を撤去してほしいと要求することはできると思う。振り返ってみて、アメリカの占領下におかれていた沖縄が日本に返還されたことだけでも喜ばなければならない。北方領土の例を見てください。もしも中国とか、ソ連に占領されていたら返還はなかったでしょう。そして、中国の軍備拡張、反日教育の有様、北朝鮮のあり方などを見ていたら、ただぼうっとしていられないのが現実なのです。日米同盟にとって沖縄が地理的に米軍基地を置かなければならないところであることは疑えない。

 一日も早く普天間の危険なくす辺野古への移転を沖縄はもっと積極的にやるべきだと思う。普天間が返還されたら、広大な土地が返還され、危険もなくなるのです。ただ、普天間関係で働いていた人たちのことがあると思うけれど、基地をなくせば当然起こることです。

 あの、集団的自衛権の問題以来、戦争反対という街頭宣伝が毎日駅の広場でなされている。

 沖縄の基地反対もわかる。集団的自衛権が9条の拡大解釈に近いこともわかる。しかし、現実を直視するなら、ただ反対という原則だけを叫んでも通らなと思う。

 日本人で、自ら戦争を始めようなどと考えている人はいないと思う。自衛権は保障されている。自衛力は世界の動向の中で相応のものにしなければならないのも道理だと思う。
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