手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

株価が高騰しているのに、経済が好転しないのはなぜなの?

2014-11-19 19:43:11 | 無題
  アベノミクスとかいう言葉が躍って、株価が高騰した。

  私は経済などについては全く判らないのだけれど、連動しているのは円相場らしい。円安が進むことによって、輸出関連企業の業績が伸びるので、関連株価が高騰していく仕組みのようだ。これだけ株価が上がったということは、特に輸出関連企業の業績は大きく伸びていることになる。

 しかし、関連企業が相応の賃金値上げをしない、また関連中小企業からの購入物資を高く買い取ってあげるようなことをしていない。儲けは内部留保で還元しない。当然あるはずのお金の流通がいびつになっているのだと思う。一方消費税は高くなり、円安で輸入品の値段が上がる。更に原発停止で電気料金は高くなり、おまけに輸入に頼っている灯油、ガス代も高くなっている。

 アベノミクスで儲けるものはものすごい儲けになっているのだと思う。どこかにお金がだぶついているのじゃないでしょうか。

 金融と株価は連動している。今企業の業績と関係なく金融相場、株価が独り歩きしているように思う。企業はたとえ収益があっても、金融相場が動くたびに大変なお金が動くわけで、その対応のため内部留保がなされているのだと思う。株価は本来企業の景気に関連し、見合った株価で推移するはずなのが、金融相場や株価が一定の大資本などにより独り歩きしていて、きわめて流動的になっているのじゃないだろうか。たとえば、円相場が今のまま当分続くという保障が無くなっている。株価も大幅な変動がなく安定する保証がない。

 国会が解散することになった。消費税10%は先送りになった。今度の選挙で民意を問い、消費税増税への地ならしをし、さらにデフレスパイラルに入りかけているのを阻止するという。

 国の借金を考えたら、10%も仕方ないように思う。しかし、経済が好転する保証はない。安倍内閣が新しく設けた地方活性化対策、しっかり動かしたいものだ。

 なんとなくこんなことを考えたりしている。考えても仕方のないようなことだけれど、国会解散の話を聞いて書いてみた。

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