北方領土問題、返してもらえないと思う。二島返還で決着つけるべきだという意見も今は通用しない。そもそも、平和条約が締結されなければ返還されない約束なのだ。その条件に、日米安保条約の破棄があるのだ。
今、日米安保を破棄することはできない。とすれば平和条約も結べないのだ。旧ソ連が崩壊した直後、ゴルバチョフ大統領時代に、二島返還を受け入れ平和条約を締結することのできる可能性もあったかと思うけれど、今となっては全く不可能でしょう。北方四島に対する支援も、返還のために役立ったとはいえないでしょう。ソ連にとってはありがたい人道支援を受けただけで、有難うと言っても返しますということにはつながらない。
今、日米安保をはずしての平和条約締結に日本の外交はどれだけ進んでいるのだろう。政府にとっては、四島一括返還論は、旧島民の意思でありそれを無視することはできないという足かせがあり、頭からそれを拒否しているソ連との話し合いの糸口すらつかめていないのだと思う。遅くなるだけ、島の経済もよくなり、島民も増え、ソ連の実効支配が強まり、返還は難しくなる。
尖閣問題も、日本はこれ以上のこと、たとえば灯台を作るとかするとなると、日中国交回復時の約束違反になるみたいだ。
領土問題は大変な問題だが、時を失すると、取り返しのつかないことになる、これからの外交努力が無駄だとは言わないけれど、北方問題は、すでに時機を失していると言えそうだ。
今、日米安保を破棄することはできない。とすれば平和条約も結べないのだ。旧ソ連が崩壊した直後、ゴルバチョフ大統領時代に、二島返還を受け入れ平和条約を締結することのできる可能性もあったかと思うけれど、今となっては全く不可能でしょう。北方四島に対する支援も、返還のために役立ったとはいえないでしょう。ソ連にとってはありがたい人道支援を受けただけで、有難うと言っても返しますということにはつながらない。
今、日米安保をはずしての平和条約締結に日本の外交はどれだけ進んでいるのだろう。政府にとっては、四島一括返還論は、旧島民の意思でありそれを無視することはできないという足かせがあり、頭からそれを拒否しているソ連との話し合いの糸口すらつかめていないのだと思う。遅くなるだけ、島の経済もよくなり、島民も増え、ソ連の実効支配が強まり、返還は難しくなる。
尖閣問題も、日本はこれ以上のこと、たとえば灯台を作るとかするとなると、日中国交回復時の約束違反になるみたいだ。
領土問題は大変な問題だが、時を失すると、取り返しのつかないことになる、これからの外交努力が無駄だとは言わないけれど、北方問題は、すでに時機を失していると言えそうだ。
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