今日は13名での稽古になりました。先回一度顔を出した新人さんやっぱり来なかった。今日は「平忠度」と「常盤孤を抱くの図に題す」をやりました。 平忠度は、前回一度やっているので、改めての解説はしないで、平忠度について和歌での師になるのが藤原俊成で、千載集の選者であることを、質問をしながら確認し、千載集に入れられた和歌が作者不詳で入れられたことについて確認をして、「行き暮れて」と謡曲「忠度」の話をしてから吟に入った。きつょうはすぐ全員に素読をさせました。とても上手な方もいて、素読で拍手をもらう人もいたりしました。
後半「常盤孤を抱く」は、作者の梁川星厳ついて安政の大獄でとらえられる前に病で亡くなり「死(詩)に上手」といわれたこと、友人の頼三樹三郎が頼山陽の子供だということを話してあげました。又、保元・平治の乱にいて触れてあげました。此の詩も全員に素読をさせてから吟に入りました。吟では特に上の揺り落とし について少し練習をさせてから吟じてもらいました。みんなよく理解してくれたようでした。
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