福祉センターの講座「詩吟」講師を20数年続けている。去年の10月から改装工事で5ケ月休館となり、詩吟も休みになっていたが3月から再開するとの連絡が入った。同時に29年度の詩吟講座の講師の委嘱状も入っていた。
福祉センターの公開講座には、舞踊、民謡、社交ダンス、カラオケ、書道などがあるけれど、初めから講師の変わっていないのは私だけだと思う。詩吟も最初の10年くらいは30名くらいの会員がいたのだけれど、今は20名を切る人数になっている。年齢も80歳以上の方がほとんどです。
詩吟は歌謡曲と違って、文学的な内容なので、学ぶという側面があります。今更勉強はいやだと反応してしまうところがある。そのあたりが敬遠される大きな理由のように感じたりしている。
90歳を超えた方もいる。来年一年はまだ講座が成立すると思うけれど、参加者が10名くらいになったら講座として成立しなくなるのでしょう。寂しいけれどそんな方向に向かっているように思う。