手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

シリア 停戦監視団?どれだけの意味があるの?

2012-06-13 19:08:19 | 無題
 エジプトに始まった独裁政治に対する民衆蜂起は怒涛のようにひろろがった。それがシリアでストップがかかった。シリアのアサド大統領は蜂起した民衆の武力弾圧に向かった。 

 国連が民衆と話し合うように要請しても聞き入れず弾圧を強めて行く。国連がシリア政府軍を押さえる国連軍の派遣しようといても中国・ロシヤの反対でできない。やっとこたどり着いた停戦への話し合い、その実現に向けて停戦監視団という非武装の兵士をおくったけれど全く機能しない。それどころか襲われる状況まで出てきている。

 それでも中国、ロシヤはアサドを支持するでしょう。天安門の過去を持つ中国だし、ここは認めることができない。

 どんなことになるのだろう。これはこれからの歴史に大きな足跡になるかもしれない。一党独裁のような国での民衆蜂起の民主化運動に対する武力弾圧が国連でも阻止できなくなるのだ。ここは蜂起した人民は今や反乱軍と位置付けられているのかもしれない。この人民が勝つのはとても難しいだろう。テロ集団化するしかなくなり、はてはアサドが正当化されるかもしれないのだ。

 独裁国家は国軍の軍備を増強しておけば、民衆蜂起は怖くないということになる。国連もこのような政府による国民虐殺という事態を黙認しかできなくなるのでしょうか。

 
コメント
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